山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

一人のお出かけ(喜)

さて今日は、『少林サッカー』(チャウ・シンチー監督主演/2001年)の鑑賞予定日。
いそいそと出かける準備をするワシ。

ダンナがボイスと散歩に行き、帰ってくるのを待っていると、「ピンポォ?ン」と誰か来た。
「はい?」とインターホンに出ると、
「アロ?ハ?せっちゃんいますか?」と女の子の声。
見ると同じクラスの子が3人、自転車で遊びに来ていた(何故「アロ?ハ」?)
「せっちゃーん、友だちよ?」と呼ぶ。

「お父さんが帰ってくるまで遊んでてイイよ」と言い置いて、ワシは出かける準備。

すると、ダンナが帰ってきて「出かけようか」としていたら、せちたろーが「出かけたくない」と言い出す。
「友だちと遊びたい」らしい。
見ると、友だちはヒルメシの時間(11時半前)なので、もう帰ってしまっていた。

「お昼から遊ぶ約束をしたの?」と聞くと「来られたらまた来るって言ってた」と言う。
「多分もう来ないから、一緒に出かけようよ」とワシが言うと、ダンナが突然、
「お前の都合で子供を連れ廻すな」と言い出す。
「せちたろーだって親から離れて友だちと遊びたい年頃だ」と言う。
イヤ、ソレは分かるけど、あのカンジではもう、午後には来ないよ。

「待ってても多分、来ないけどイイの?」と言うと、「イイよ。待っている」と言うのでダンナに娘二人預け、ワシ、一人で愛車フィフィで出かける(イヤッホー!)
久々の「一人お出かけ」
一人で出かけて遊ぶのは実に4年振り、子鬼を出産して以来!キャー!!嬉しぃ?っ!!!(壊)
こんなに一人での行動が出来なくなるんだもの。世間の婦女子が子供を産まなくなるはずだ。わはは。
少子化対策にはヤハリ、「安心して子供を安く預けられる施設が広く国民に行き渡ること」が有効。

それから7時間。ワシは一人で思いっきり羽を伸ばして遊びマクリ、映画を観て、心ゆくまで自由を楽しむ。
「ひとりってヤッパリ楽しい!!」(←実は「一人が大好き」体質)
家に帰ると、せちたろーは午後中友だちを待っていたが、やはり誰も来なかったらしい。
「ねえねえ、映画面白かった?」「映画、見に行けば良かったなー」とせちたろー、ブツクサ。

映画は実は面白かったのだが、ソレは口が裂けても言えないワシ。羨ましがらせて(父娘連合軍の)恨みを買ってもマズイ。
コッソリ映画のモノマネ(ヒロインのムイ)をして、一人で遊んでみる。が、ヤハリ誰も気がついてくれない。寂しい。