山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

郵便局と『用心棒』・1

月曜日、せちたろーの荷物が多い。
教科書でパンパンの肩下げカバンに給食袋に体操服、上履き持って学校に行かねばナラヌ。
朝、送り出すときに「忘れ物はナイ?」と訊ねると、「ナイよっ!」と言って走って登校するせちたろー。
洗濯物を干して、ヤレヤレとソファの上を見ると、「上履きがあるじゃん?」
母の心配は的中。
しかも、送り出すときに「忘れてない?」って聞いたのに。バカチンがー。

仕方ない。
犬車でパンを取りに行くついでに、小学校まで足を伸ばす。
学校の事務所に立ち寄って、「子どもの忘れ物なんですが??」と事務員さんに届けて貰う。
ボイスは玄関前の国旗掲揚台のポールに結んでおいた。
戻ってくると、アタマの上から、「おばちゃん??」と声がする。
見ると、「美人妻Jさん」の次男「アレクちゃん」(せちたろーのBF・日米ハーフ)
おやま。久しく見ないウチにまた随分とハンサムになって・・・
クラスの友達二人とベランダに出て、ボイスを見ていたらしい。

「ねえ、その犬、イノシシやっつけたんだよねえ!」とワシに言う。
「そうだよ。やっつけたんだよ」と答えると、アレクちゃん、友達に、
「ホラ、ホントやろ?スゴイやろ?」と言っている。
「朝美ちゃん(=最近アレクちゃん宅で飼い始めた猫)元気?」と聞くと、「元気!」との事。
見に行きたいな?。美人妻Jさんに「見にオイデ」と言われてからもう2ヶ月たっちゃったよ・・・