山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

郵便局と『用心棒』・2

小学校の後は通販のお茶の支払いがあったので、郵便局へ。
しばし、悩んでボイスを連れて局内に入る。
外に繋いでいてもヨカッタのだが、人が多かったのでヒトの出入りが多いと思い、目が届かない外に繋ぐよりも、一緒に中にいた方が安心であろう。という判断(このアタリの犬嫌いなヒトは、いきなりすれ違いざまに犬に蹴りを入れたりするので、そんな事をされたらいくらボイスでも噛むかもしれないので、用心のタメ)

局内は待っている人も(珍しく)多い。
振り込み用紙にお金を添えて窓口に出し、出口に一番近いソファで待つ。
ボイスはいつもの「待っているポーズ」で伏せて待つ。
あまりに大人しいので感心したOLのヒトが、「大きくて賢いんですねー」と話しかけて来た。
その内、あまりにも待つ時間が長いので、ボイスも退屈してきたらしく、ワシのつま先に腰掛けて、甘え始める。
「まあ!甘えんぼで可愛いんですね!!」とOLさん。はい、その通りです。

無事、振り込みも済んで公園に立ち寄って子鬼を遊ばせて、帰宅。
午後は「棚から一掴み劇場」
お題は『用心棒』(黒沢明監督・三船敏郎主演)

偽悪系キャラの主人公が、コソコソと悪党を倒す映画だった。
何故か登場人物にスネ毛がナイのが気になった。みんな、ツルツル?
ダンナにその感想を正直に言ったら、
「俺はシネスケの会員になって、他の会員のみなさまに土下座して謝りたい気持ちでイッパイだ!」と言い返された。ふん。

どうも、ワシ、ヤッパリ、黒沢映画と「肌が合わない」のだ。『天国と地獄』では笑いすぎて腹をよじ切らせたし・・・
「大真面目すぎて、笑いを誘われる」のだ。