山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

冷たい雨・夜の女王が二人・『椿三十郎』

雨がヒドイ。
ボイスは小屋にお籠もり。
「今日の散歩はパスだ」(雨が冷たい)

寒の戻りらしく、冷え込んでくる。
ファンヒーターの灯油が切れたのでつぎ足す。
クルも甚五郎も、家の中でこんこんと眠り続けている。
先週くらいから、甚五郎をケージから出した。
もっと家族に馴れさせるのが目標。
出来れば、お客人にも馴れてくれるようになると良いな。
とりあえず、トイレの失敗はナシ。思えば、長い道のりであった!

昨日、掲示板が突然閉鎖されたので、新しい掲示板をアレコレいじる。
が、ダンナが仕事で忙しいのでG3が使えず、スグにフリーズするi-macでしか作業出来ないので、遅々として進まず。
各ページからのリンクも切れているが、仕方ない。
しばらくは表紙から掲示板に飛んでください。

フィフィ(愛車)の燃費が出た。1Lあたり=15.4kmおぉ。優秀。
プリウスほどではナイにしろ、かなりイイ。
コレで慣らし運転が終わったら、もっとイイ数字になるのではないか?

フィフィにオペラ「魔笛」のCDを乗せていて、よく聴いているのだが、子ども達が「夜の女王のアリア」を真似するのでオカシイ。
二人で「きゃほ、ほ、ほ、ほ??♪」と唄うのだ。
なんか、ジャングルの中でサルが吠えているような気がしてくる。
車の中がウルサクってしょうがない。

今日の午後は「棚から一掴み劇場」
本日のお題は『椿三十郎』(黒澤明監督・三船敏郎主演)
昨日観た『用心棒』より、エンタテインメントに徹している分、面白く観る事が出来た。
『用心棒』はどう考えても「悪のドラエモ○」っつーか、「偽悪の怪傑ズバット」みたいな話で、マンガみたいな内容をシリアスな雰囲気の登場人物が演じるのでバランスが悪い気がした(←こーゆー事を平気で言うから、ダンナに怒られる>ワシ)

「マンガならマンガに徹する方がむしろ爽快」=『椿三十郎
押入侍=小林圭樹と、タヌキのオジサマ=伊藤雄之助で好印象となる。☆=4
ホントは☆=5でもヨカッタが、やはり、「最後には教育的な発言をせずにはおけない黒澤の業」に「アタタ」と痛みを感じて、☆が減る。

夜、突然、「もしかして川島雄三の映画ってタイトルそのまんまなのが多い?」と気がついてゾッとする。
二本しか観てないけどサ。
『幕末太陽伝』=あ、ホントに幕末の太陽族
『洲崎パラダイス赤信号』=ホントに赤信号だし・・・
もしかして、すごく「判りやすい」ヒト?