山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

現実は虚構より

と、言うわけで。
麻原彰晃こと松本智津夫の遺骨は本人の意思で「四女に引き渡される」みたいですね。
四女と言えば、「親子の縁を切る(切りたい)」みたいな記者会見をなさってた方で。
両親とも教団とも離れたいと願ってた人物なんですよね。

と、言うことはつまり。松本智津夫は別に正気じゃないわけではなかった(面会に来た娘たちの前で自慰をして果ててて見せたり、糞尿垂れ流してわけのわからんことを叫んだりしてたのは全部芝居)って事が判明し。
そして我が子たちも自分が育ってきたのと同じようにな環境で育てて、虐待してきた行為の総仕上げが今回の、「親子の縁を切りたい」と願っていた四女に遺骨を無理やり渡すという最後の「嫌がらせ」ってことのようですね。

あー。本当にクソだわこのおっさん。
四女の人はこれからどうやって生きていくのか。
三女と違ってクソリプを送られたり嫌がらせを受けたりするようなキャラクターではなさそうなので、このあとは教団や後継者等に嫌がらせを受けたりなんかしらの圧力を受けたりすることのないように祈るばかりです。

で。昨日、驚いたニュースが、看護師が「自分の勤務時間に入院患者が死ぬと引き継ぎが面倒くさいし家に帰るのが遅くなるから自分が仕事が終わる寸前に薬物を患者に投与して殺してた」ってあれですよ。

「リアル・ミザリーじゃん!!」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

「ミザリー」はスティーブン・キングのホラー小説で。
ストーカー気質の女性が、自分が好きなシリーズ小説を書いている作家を自宅に監禁して続きを書かせるってお話なんですが。
この監禁おばさんが元看護師で。
物語の後半、このおばさんの異常性と過去の犯罪が明らかになっていく場面が最高に怖いんですね。
この作品は映画化もされて、主演のキャシー・ベイツはこの異常な女性を熱狂的に演じた演技により、アカデミー主演女優賞とゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)を受賞してるのです。

ところが、よ。

現実のこの連続殺人犯の元看護師の女性は、キャシー・ベイツが演じたアニーみたいな可愛げとか無邪気さ、少女のような陽気さは微塵もなくて。
表情も乏しく、話す様子とか立ち振舞がものすごく不気味で、ワシには彼女の顔に黒々とゴシック体で「虚無」と書かれているのが見えたほどでした。

現実は虚構より断然ホラー。再認識しました。