山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

いかにしてワシは心配することをやめてひたすら諦めることにしたのか

とか言ってたら。
噂をすれば影。
幼なじみが電話をかけてきました(うちの散らかり具合が「ちょうどいいと言い放った人物 書家と日本画家の間に生まれた女性で本人も日本画と書をたしなむ)

「最近どんな感じー?その後、体の調子はどう?」から始まって。
昨日の結論は「50代の夫婦関係はまさに地獄」という着地点に落ち着きましたw
うーん、なんでなんだろうねえ。若いころは情熱と忍耐で「いつかは彼も分かってくれるはず」「おとなになってくれるはず」と努力していたものが、いい加減50も過ぎると人生の先行きも見えてきて。

「あ。こいつ、駄目だ」

とハッキリと認識できるようになるからなんでしょうかねえ…
割りと女性はね、ダメと分かったらその瞬間から自分の人生をどうにか充実させようと新しいことを始めてみたり(趣味でも仕事でも)して、自分を変えようと努力するんですけどね。
何故か伴侶である夫がソレがお気に召さないらしく、積極的に邪魔をしてくると言いましょうか。
あえて足を引っ張ってくるのはどういう心理状態なの!?という幼なじみのですね、絶叫が電話口から響いてくるのでしたw

ま、どこんちも似たようなものよ(´∀`*)ウフフ
そんな話しか聞きません。

人間てのは時とともに変わるものですから。
考え方や立ち振舞いが変わることって当たり前にあると思うんですけどね。
「その変わってしまって一人で輝こうとする妻が夫は憎いんじゃないの?と思える瞬間すらある」と幼なじみ。

それはあるかもねー(´ω`)

そうなってしまったら、夫婦の関係も賞味期限が切れてしまっているわけで。そんな状態じゃ誰も幸せになれないんですからとっとと離婚すればいいんでしょうけど。
簡単に離婚できないのはワシの場合を見ても明らかですわね。

彼女の場合はもう子供ふたりとも自立してしまったので_息子は公務員になったんだけど、無理やり家から追い出して自立させたらしい_更に苦悩は深いのかもしれません。

彼女は言います。
「男の人は可哀想。働いてても周りに味方がいないことだってあるのに、更に奥さんまで自分の手で敵に回してしまったら家庭にも味方がいなくなって、もう生きていくよすががなくなってしまう。年をとって奥さんに愛されてない男性は本当に可哀想。最後の味方は奥さんしかいないのに、あえて奥さんに憎まれるようなことばっかりやって奥さんの愛を失う人がどれだけ多いことか。あなたが寝たきりになったらあなたに愛を持って心から献身してお世話してくれる人は奥さんしか居ないっていうのに」

…彼女もそういう事を言うようになったんだなあ(^_^;)

「そのあたりの事もあって息子を自立させたのよ!」と、彼女。
「今の男性はもう家に専業主婦を持てる余裕が無いんだから、共働きで頑張らなきゃいけないんだから。自分のことは自分でちゃんと全部出来る男の人でないと、単に女性の重荷になっていつしか憎まれるだけの男になってしまう。料理も家事全般も出来て、奥さんが疲れてたらそれにすぐ気がついていたわってあげられるような男の人でなければ、自分の妻からの愛すら失うことになりかねないわ」

…たまにワシが熱が出て寝込んでいると、「じゃあ、負担にならないように外でご飯食べてくるわ」って言って自分だけご飯食べに行っちゃって、半日以上ご飯が食べられずにベッドの中で寝ているしかなかったワシの話しますか?(´д⊂)なのでいつしか熱が出たらもうご飯は諦めて、ひたすらただ寝ているワシの話しますかね?