山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

次女子に届いたもの

数日前、家に居たらクロネコさんが山道を登ってくるのが見えました。
「ウチでUターンする気かな?」(ウチまでの山道は一本道で、うちの前で行き止まりになっているから色んな車がUターンして行く)
と、見ていると荷物を持ったお兄さんが家を目指して歩いてくるではないですか。
「はーい、お待ちくださいー」と叫んで(荷物を届ける人が声もかけず、呼び鈴も鳴らさずに無言で玄関ドアを開けようとするとボイスがガブリとやってしまう可能性がある<人によるのですが)玄関に出て行く。

荷物を受け取るとなんと次女子宛て。
「へ?ナンデ??」
と、改めて見ると、月刊少女漫画雑誌の編集部からの届け物になってます。

「あ。そういえば、夏休みに何かはがきを書いて送ってたわ」
と思い出して内容物の表示を見ると「指輪」となってます。
「指輪!?」
コレは一刻も早く次女子に届けて喜ばせてやりたいなあと思うが、次女子はただいま学校なうだ。
母親が授業中に「お届けものでーす♪」と言いながら届けたら、向こう数カ月間伝説になっちゃうな。
ココはグッと我慢だw

その後仕事に出ねばならなかったので、ダイニングのテーブルの上に荷物を置いて、次女子が家に戻ってきたらスグに分かるようにしておく。

夕方家に帰って、次女子を見るなり、「荷物、見た!?」と確認すると、
「当たり前だよ!ほーら!!」
と手を掲げてワシに見せる。
見ると、ゴスロリ風な蜘蛛の巣に蜘蛛と朝露を模したガラスが嵌め込まれているオシャレな指輪が!

「すっごーい。お洒落じゃん。センスいい指輪じゃん、蜘蛛女じゃん!」
と言うと、次女子、
「ねえ?凄いよねえ」と言う。

やはりコレは次女子がハガキ投稿でゲットした賞品であるようで、どうやら最新号にその投稿が掲載されているらしいのだ。
「しまった、今月から買うのやめちゃっているから見てないw」
(最近この雑誌、変な恋愛漫画が主流になりつつあるから買うのをやめたのよ)
慌てて翌日、書店に買いに行って無事、最新号をゲット。
ワシが聞かせた嘘話を投稿してましたw
どうやら優秀作品はプロの人気漫画家さんが漫画化してくださって単行本化して貰えるらしいです。
スゲー、次女子、漫画原作者デビュー?