山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

運命が動き始める

「ちょっと、久しぶりにそんな興奮する話しを聞いたわー!!」とTさん。
「で、結局、長女子ちゃんはこの1ヶ月ぐらいの間に何回髪の毛の色が変わったんだっけ?」
と改めてTさんに訊かれて、「えーと」と思い起こすワシ。

「まず、ショーの一週間前に新幹線に乗って髪色を変えに行って。金髪で帰ってきましたw」
「そのショーの前日にリハーサルがあって、そこでホットホットピンクに染め直して」
「ショーの当日、出番が終わった後、髪色戻しを戻して、栗色&ピンクになりました」
「そして今日、いよいよ完全に黒髪戻すのです」
と説明したら、
「なんて忙しないカラーチェンジ!」とTさん仰け反る。
そうですね、この3週間の間に4回変わりましたから(^^;
多分、こんな事は人生初の…筈?<自信がないw

全体がまっピンクで蛍光色だったのはショーの間だけでしたが。
ショーの終了後、ヘアーメイクさんが「せっかく似合っているんだから一部残しておこうね」と気をきかせて下さって(いらんいらん)
栗色&ピンクになっている間に長女ったら面白がって、
「よーしこの頭で高校に遊びに行っちゃうぞー♪」と出かけて行き(ーー;
担任から「わ!?凄い頭!!」と驚かれたそうですw
その頭のママ、特進コースの後輩に差し入れのお菓子を届け、美術部に遊びにゆき…楽しそうに皆さんに見せびらかしておりました。

結局、その栗色&ピンク頭も短命で。
写真撮影があるので黒髪にもう戻しちゃったんですけどね。
ワシが「黒髪戻し剤」を買ってきて家でやったんですけど。
いい感じに栗色に仕上がりました。
「なんだい市販品でも十分綺麗に仕上がるんだなー」(感心)

Tさんと大雨の中話していたときに、彼女から、
「今まで3年間、修行僧のような生活をしててあまり代わり映えの無い日々を送ってたワケでしょう?それが突然、こんな事になるなんて。物事には『潮の変わり目』っていうか『運命が動き始める時期』ってあるのねー!」
と言われたんでした。
そうなんですよ。
毎日4時半に起きて、弁当作って長女を駅まで送り迎えして。
ただ毎日その繰り返しだったハズなのに…なんかエライ事になってます。

「でもさー、スカウトされた会社を断って、それで改めて別の会社のオーディションを受けようって気になったなねえ!そこでそんな気にならなければ、こうはなってないワケじゃない?」とTさん。