山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

思いがけなくスカウト

その時のFさんの表情を、長女子が例えて曰く↓
「まるで自分の縄張りを荒らされているのを発見したフェレットみたいな顔だった」
との事。
その喩えがおかしくてワシ、再度爆笑。
ま、その名門女子高の子も、「世の中にはそんな事もある」(自分が気軽に発言した事が後々影響を及ぼす)ってわかって良かったんじゃないでしょうか?
あまり見た目だけで人を判断するものじゃござんせんね(^^;

ディベートはソレで終了し、その後、個人面接になったそうです。
二人の面接官相手に一人で質問を次々答えると言う内容だったそうで。
「説明会だけって思い込んでいたから、ビックリしたでしょ?」と言うと、
「うん、物凄くビビった」との事。

母がご案内のハガキを見たときは、
「面接もあります」って書いてあった気がするぞ(一瞬、チラッと見ただけだけど)
今度からは書類をちゃんと見ような。

ま、そんな風で長女子の帰りが遅かったワケですが。
ワシは丁度、北海道のネッ友さまに贈り物をしたくて駅ビルをうろついていたのです。
「長女子が帰ってくるまであともうちょっと」という頃合の頃。
夫と次女子を引き連れて駅ビルの中のおしゃれな雑貨屋さんを覗いたりして、
「ふーん、桜の香りの入浴剤だって」と言いながら商品を家族に見せたりしていたら、背後から突然、
「失礼ですが、ご家族ですか?」と声を掛けられました。

「ん?」と振り返ると、中年の小奇麗な身なりの女性。
「はい?」と返事すると、
「娘さんですか?おいくつですか?身長は??」と矢継ぎ早に質問が来ます。
「え?何??」と思いつつ、
「11歳。今度6年生になります。身長は多分、161cm以上あります」と答えると、
「失礼いたしました、ワタクシ、こーいうモノです」と名刺を渡され、見ると、
モデルエージェンシーの方?」

「おみかけしまして、つい声を掛けさせていただきました。この顔の小ささ、可愛さ。大人っぽい雰囲気、足の長さ、素晴らしいです!」
とまるで捕食動物のようなまなざしで次女子を見つめる女性…<font size="-2">コワヒ…</font>

「今までスカウトされたことはありますか?」と訊かれ、
「いえ、一度も」と言うと、
「まさか!?コレだけの素質があるのに!?」と驚かれる。
「いや、この子の姉も顔が小さくで美形で高身長なんですけど、スカウトされたこと無いですよ?」と言うワシ。