山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「愛されたくて四半世紀」を見る

昨日はテレビで「愛されたくて四半世紀・怒髪天25周年記念ライヴ」の模様があっていましたね。
最後まで(ダイジェストですが)見て、なんか感動しちゃいました。
素肌に毛皮のマタギベスト、腰には荒縄(ベルト代わり)、スーパーロン毛で首には長い数珠という、「他の何処でも見たこともないファッション」だった増子青年が、今や、桃屋のCMに出て「歌う蟹工船」ですよ。
沢山のバンド仲間に愛されて、みんなに祝って貰って最後は男泣きに泣いておられましたね。
なんか、感動しちゃって思わず貰い泣き(´д⊂)しかも、家族全員w

憧れの梶芽衣子さんから絶賛され(にしても、梶芽衣子が歌う怒髪天は見事に「梶芽衣子のうた」になってて素晴らしかったですねー!)
幼なじみの吉村さん(ブッチャーズ)からは、
「凄いよねー、怒髪天!四世紀半もやってんだもん」と言われ(^^;

「四世紀半って450年じゃん!」と思わず見てて爆笑。
テレビの中の人たちがなかなか咄嗟に気がつかないのも面白かった。
最後、増子さんをみんなで胴上げして。
またしても増子さん、感動のあまり男泣きに泣いていたのですが。

その時、ワシは気がついてしまったのです。
その背後で、すごく優雅なマダムのように、「オホホホ」と艶然とほほえみながら、上品な拍手をしている人物の姿に。
最初、「ん?梶芽衣子??」と思ってよく見たら、真鍋代表でした。
こんな男臭い場面でも何故この人はこんなにもエレガントなんだw

この番組で気がついたのは、増子さんの歌声のキーの高さですね。
たいていのゲストが高音部が歌えてない。
歌えてたのは、フラカンピロウズ、ハルトモ大木兄弟くらいでしたね。

それと、昨日の夫の発見↓
「今まで上原子さんのこの印象が誰に似ているのか判らなかったけど、今判った!<b>さかなクン</b>だー!!」ですってよ、奥様。

しかし、そう言われてみれば。
確かにこのイノセントで柔らかい物腰。
すごく、似ている!(爆笑)

番組の最後。
アンコールに応える増子さんが、ゆっくりと身体を観客の上に投げ出して、わっせわっせと運ばれる様子が、シミジミと感動的でした。
ダイブじゃない。
「身を任せる」という。する側もされる側も愛情が伝わる行為で、良かったです。