山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

手術後のボイス

獣医に付き添っただけでグッタリしたので、一旦家に帰り。
ヨロヨロのボイスを助けながら家に帰り着いたら、
「ん?ボイス、なんだか元気??」

絶対具合が悪くなると思っていたのに、思ったより断然元気です、ボイス。
表情がさっきまでと全然違います。
妙に生気に溢れているよな??

「水、飲むかな?」と水を汲んだら、美味しそうに飲んでいます。
「人間だったら、コレだけの手術後すぐに水を飲むなんて出来ないよなあ」
と思いつつ見ていたら、丁度そこに、月に一回のガスの検針さんがやって来ました。

この人は長年ボイスを可愛がって下さってて、いつもガスメーターをチェックするついでにボイスにビスケットを下さるのです。

「実はかくかくしかじかで今、手術から帰ってきたところで…」
とガス屋さんに説明していると、ボイス、ヨロヨロと起き上がって(麻酔がまだ完全に覚めてない)
「ビスケットちょうだい♪」
という姿勢でいつものビスケットを待っています。

「なんか、本犬は欲しいみたいです」
と言うと、ガス屋のおばちゃん、胸のポケットからいつものようにビスケットを取り出して、
「あげて下さい」とワシに渡して下さる。

丁度スプリンクラーを回していたので(真夏は直射日光でピロティのコンクリートが熱々になるので、昼間はスプリンクラーを回して井戸水を回しかけ、少しでも外にいるボイスが涼しく過ごせるようにしているのだ)
スプリンクラーの水にビスケットをちょっと浸してからボイスにあげてみる。

「ん、美味しい」
とボイスご機嫌♪

(??;何よりも食欲が勝る犬…
まあ、食べられるというのは幸せなことですね。
ガス屋のおばちゃんに貰ったビスケット三枚を全部食べてしまいました。
「お大事に」と言いつつ、ガス屋さん退場。

「やれやれ疲れたな」と思っていたら、次女子がワシに向かって、
「プール行かないの?」と一言。
「あ?行く元気あるの?」と訊くと、
「そんな待合室で待ってただけなのに、疲れるわけ無いよ」と次女子。

二人で準備して、約束通り、「お誕生日祝いプール」に出かけました。
時間が良かったのか?いつもは満員御礼のプールががら空き。
二人でガンガン泳いで、息継ぎがまだ完全じゃない次女子に息継ぎを指導。
次女子、いつの間にかバタ足が上手になってて、ビート板を持ってのバタ足だったら、ワシより早いです。