山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイスの手術・次女子誕生日

昨日は、午前中ずーっと、ボイスの手術に付き添い。
麻酔をかけてから、手術中、麻酔が覚めるまでずーっとつきっきりで見守っていました。
次女子は「怖いから見ない」と待合室でずーっと待っていましたが、文句も言わず、良い子にしてましたね。
せっかくの次女子のお誕生日だというのに、昼まで飼い犬の手術の付き添いにつきあわせて申し訳なかったです。

結構大きく舌に出来ていた腫瘍部を切り取り、舌本体を縫い縮めたので、施術部分はかなり痛い筈なのですが。
ボイスには麻酔から覚めかけているのに、なかなか覚めないという状態の方が余程苦しかったらしく。
悲鳴のような声を上げたいのでしょうが、覚醒してないので、ゼーヒー言い続ける声にならない喉を鳴らすだけの悲鳴になってて可哀想でしたね。

声にならない声を上げ、苦しそうにする姿をみると我慢が出来なくなったのか、次女子、ボイスの身体をさすりながら、
「もうすぐ目が覚めるからね、お母さんも次女子もココにいるからね、怖くないからね」と言ってました。
次女子にとってはボイスは生まれる前から家にいる犬で、次女子を家に連れてきた張本人でもあるので。
この両者は不思議な絆で結ばれています。

次女子が11歳になったのを見計らってボイスが病に倒れたようにも見えて、思わず涙がにじみます。
「お願い、もっと次女子を見守ってあげてよ。次女子が成人するまで守ってあげてよ。ボイスの役目はそれだったんでしょう?」
犬に無理難題を押しつける冷血の飼い主ですw

ボイスは静脈注射をするときに自分でかみ切ってしまった腫瘍から出血した血液が口の中で固まってしまい。
麻酔が覚めて来たのと同時に、口からレバー状の血のかたまりが出てきてしまい。
そんな状態(口からレバー&声にならない悲鳴を上げ続け)で担架に乗せられたまま、獣医の待合室で横になっているモノだから。

入ってくる患畜さん&飼い主さんたちを大いに怖がらせてしまう(??;

「いや、コレは手術で出た血じゃなくて、手術前に出た血で。この悲鳴は痛いから鳴いているんじゃなくて、麻酔の覚め方が気持ち悪いからであって」
と全方向にエクスキューズしたい気持ちでした。
怖がらせたみなさん、ごめんなさいm(_ _)m