山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシの恐怖

つまり「ワシにとってのホラー」というのは、自分が死んだり危険な目にあったりする事じゃないんです。
自分の家族が死んだり危険な目にあったりする事の方が何倍も何倍も怖ろしいです。

変な時間(子供が学校に行っている時間とか)に、突然学校から電話がかかってきたりすると、
「何か事故でも!?」と思って、電話を取る前に、担任の声で、
「お母さん、すいません。実は●●ちゃんが休み時間中、事故に遭われまして…」という声が脳内に聞こえてきて。
と、同時にワシの脳内劇場の巨大スクリーンでは、怪我をした我が子が救急車に運ばれる映像が、何度も繰り返し上映されたりして。

正直、その場で倒れてしまいそうです@チキンハート

ま。実際は、電話を取ると、
「なんか具合が悪そうなので、早退させましょうか?」とか。
「お友達とぶつかっておでこにたんこぶが出来てしまいました」とか。
その程度の用件なんですけどね。

常に「最悪のシナリオ」が自分の脳内で繰り返し上映されているせいか?
多少の怪我や病気では、
「あーはいはい。大丈夫ですよ♪」と担任に機嫌良く返すことが出来ます(^^;

自分は全く無事なのに、我が子が怖ろしい目(災害とか事故とか事件とか)に遭ってしまう。
と、いうのが最大の恐怖ですね。

なので、昨日のモノの例え、
「自分は無事なのに、自分以外の家族が生き埋めになる」事が怖ろしくなるわけです。
自分が一緒に埋まる方がまだ気が楽&平気<問題発言

勿論、一番良いのは、「土砂崩れにあっても家族全員無事」な場合。
次が、「自分だけ埋まって、他の家族は無事」な場合。
娘達や夫は嘆き悲しむだろうが。
まあ、他の家族が無事ならワシは成仏できますw
その次が、「家族全員埋まっちゃう」場合。
最悪が、「自分だけ無事。他の家族全員生き埋め」<ワシその場で発狂確実

つまり、こういう「恐怖のランク付け」なんです。

なので、ホラー映画を見ても。
「ナニが怖ろしいの、こんなもん」と鼻で「ふんっ」と吹き飛ばすことが出来ます。
勿論、ホラーを超えたエンタテインメントや哲学があれば。
それはそれで、「一本の映画」として感心することが出来ますけどね。

と、言うわけで。
なんか、面白いホラー映画が見たいぞっと(^^;