山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

阿修羅像を見に行く 5

この日は入場制限もなかったので(入館者が多い日には会場内に100人ずつ入場させられるらしい)、一通り見た後は、
「おかわりー♪」
とまた再び最初から見直す_という事も出来て、良かったですね。

「ひゃー、眼福眼福」と言いつつ会場を出ると…そこは物販天国。
「やっぱり、オールニードイズ物販なのね」
と言いつつ感心して見学。
興福寺のこうふく(幸福)茶」とか「鹿せんべい」とか「阿修羅T」とか。
「こんなものまであるですか?」的品揃えで…普通の展覧会とはひと味違ってましたね。
興福寺め、キャラクターグッズで儲かる方法を見つけたな?」<ゲスパーw
まあ、長い目で営利を生み出し続ける方法を探そうとすれば、このグッズ販売は「経営的に大いに有効」なんでしょうね。

とりあえず、「後で図録だけ買おうっと」と決めて夫と二人、常設展を見に行きます。
「なんか、彩色阿修羅像が展示してあるらしいで」
と言いつつ会場に入りますと。

「2年前に来た時と微妙に配置が換えてあるね」と言いつつ鑑賞。
遮光器土偶を見ては、
「はうぅ、土偶、可愛いぃ??、欲しい??」と呟き、火炎式縄文土器を見ては、「欲しいぃ?、ウチに欲しいぃ??」と呟く怪しい夫婦。

今回残念なことに、何故かしら「油滴天目茶碗」(国宝)が床に近い高さに展示してあって、
「なんだこの展示は!?国宝もヘッタクレも無い展示方法だなオイ」
と思わず口走ると、隣に立ってたおばあさまが、
「本当に!あなたが仰る全くその通りですわ!!」と一緒に憤って下さいました(^^;

と、通路の真ん中に設置されているガラスケースの中になんか、「まっかっかー」なモノがおいてあるな?
と、思ったら、ソレが「彩色阿修羅像」でした。

「出来が悪い…?」
すごくガッカリする仕上がりです。
ましてや本物を見た直後にコレを見ちゃうと、「出来の悪いコピー」が本物を見て目グルメ状態になっている目に上書きされてしまうので、見ることはおすすめできません。

「しまった!見るんじゃなかった!!」と気がつきましたが後の祭り(:D)| ̄|_

釈然としないまま会場を後にして、駐車場に戻りかけたら、
「阿修羅像フィギュアの販売ブースはコチラです」
の看板があったので、「見てみる?」と夫と二人販売ブースに入ってみますと…

「コレはこまわり君のフィギュアですか?」なモノが売られてました。