山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

高校の三者面談に行くワシ

仕事が終わって大急ぎで長女の高校の三者面談に出かけてまして。
いつもの事ですが、三者面談では常にウチの長女、担任らから絶賛の嵐なので非常にワシ、今、とても、気分がいいです!
<B>鼻、たーっかだっかー(高々)!!</B>しかも腰に手

ふ?、こんな素晴らしい子供、何処の誰が生んで、一体どんな教育を施したんだろうね?
きっと、妊娠前から体調に万全の気を配って、万全の体制で妊娠して出産して、全身全霊で素晴らしい教育を施したんだろうね。

___んなこたぁ?無い。
いや、「万全の体制で出産」は確かにそうだが。
なんせタイムリミットが決められた中での妊娠だった(姑の余命宣告が二年だった)ので、大慌てで不妊治療して授かった子だったんですが。

やっぱり「最初の子」というのは、不妊治療の末の無理矢理の妊娠であったとしても優秀な子供が生まれるものなんでしょうか?
この子を授かった時は、本当に感謝の念でいっぱいになり、「たとえお腹の子に障害があってもいい。この命、大切に育てます」と神に誓ったものだった。
そしてお腹の子(長女)は難産の末無事に生まれ、ガンで余命幾ばくも無い姑を喜ばす事も出来た。
そして姑の激烈な闘病生活が終わり、ぽっかりと空いた穴を埋めてくれたのもこの小さな命だった。
この事に関しては本当にワシは長女に感謝して止まない。
悲しみに打ちひしがれて、もう何も出来ないと抜け殻になったワシを満たしてくれたのは、全身でワシを追い求めて来る赤ん坊だった長女の姿だった。
「この愛に報いよう」と思った。
もうこの子が生まれた事でワシは十分に満たしてもらったので、この子の人生はこの子の好きにさせようと思った。
のびのびと自然に、あるがままに。キミの好きなように生きなさいと願った。
だって、この子はこの子のままで、十分に美しいから。

___その結果、とんでもない野生児で、かなりいい年になるまでサルでしたが(ーー;
でもこの「何も押し付けない」が良かったのかもしれませんね、結果として。
「キミは生きているだけで親孝行なんだよ」と言い聞かせて育てたのでw

しかし、実のところ、次女も凄く賢い。
口数が少ないので、人に知られる事は少ないが、実は次女の方がはっきりと長女よりもシャープな部分がある。
まさに頭脳明晰。
姉妹揃ってそれぞれにシャープな頭脳、繊細な優しい心を持っている。
コレがワシの「自慢ポイント」w