山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

発表その後

思いの外、各方面に衝撃を与えておりますな>エルレガーデン活動停止発表
長女が学校から帰ってくるなり、
エルレ活動停止って本当!?」と開口一番に言っておりました。
「なんで学校でその情報を知る事が出来たの?」と訊ねると、
「クラスの●●が昼休み明けにケータイで情報を見たらしく、ショックを受けていた」と言っておりました。
案外情報が早いんだな、高校生活。
ネットが無い社会だったら、次の音楽雑誌が発売になるまで、この発表も世間に知られる事はまず、無い訳で。
凄いな情報社会(^^;

と、思っていたら、ちゃんとリアルタイムでアメリカのファンも騒いでいたので、隔世の感を感じましたね。
日本発の情報がほぼ同時期に海外にも伝わって、ちゃんと伝わるべき人には伝わる。

しかも、日本人もアメリカ人も、同じように「活動停止」=このままなし崩し的に解散する事を意味するのでは??
と、怯えているのが面白いですね。
まあ、「曲が書けない」というのがその活動停止の理由と言うのがなんともやりきれない訳ですが、いっその事「仲が悪くて解散」とかの方がファンも諦めがつくのではないかしら。

バンドというものは、「解散する」「活動停止になる」という事の方が自然な訳で。
人と人がぶつかり合う時に、時間が経てば人は変わってしまうものだし。
考え方も人間性も、音楽性も何もかも時の流れとともに変わらざるを得ないからこそ、「解散する」と言う事は「自然な流れ」なんですよね。
まあ、結婚生活も同じだけどw

ましてや基本他人が一緒になって何かを作り上げるバンドというモノは、結婚生活より難しい部分が大きいように思います。
純粋に、「音楽だけ」でつながろうとすると言う事は、人が人である限り、土台「無理」なわけで。
もっと「お金」とか「その外の要素」があった方がバンドって長続きするのかもね(曲はプロデューサーの言いなりで作って、バンドメンバーは「その後ろにいる人たち」みたいなスタンスでも巨額のお金が入るシステムに乗っかっちゃうとか)

まあ、エルレの場合、「それが嫌だ」って事でこのような結果になったのでしょうが。
純粋と言えば、純粋。
ただ精神的に参っている気配があるのが、心配ですね、オバちゃんは。
包丁の実演販売をしながら雌伏の期間を過ごした増子さんという前例もあるけど。