山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

敵じゃない

最近、あたし、涙腺がめっきり弱いんです。
ちょっとした事でおセンチな気持ちになっちゃって、「ジュン...」ってナミダが滲んじゃうんです<この文体は誰でしたっけ?<「宇能鴻一郎」が正解<もう昭和の人しか覚えてない名前だな(--;

とか書いていたら、宇能鴻一郎先生、まだご存命であられました(スマン)
てっきりもう既に鬼s、いや、げふんげふん。

あ、そうそう「涙腺が弱い」の話し。
「そろそろ20周年記念公演の事がアップされている頃かな?」と気軽にTheピーズ
「たまぶくロカビリー倶楽部」http://www.thepees.com/
のライヴレポのページを読みに出かけたら、もうちゃんとアップされてて、
「お、ラッキー♪」と気軽な気持ちで飲み始めて、最後、思わず泣いちゃいましたよ。

泣いて笑って実質活動期間は15周年くらいのバンドだけど、一応、20周年。
「バカになったのに」でデビューして、20年。
20年前、何してました?
ワシ?ワシは自分が子供を産むなんて、夢にも思っていなかった頃ですよ!
自分勝手に好き勝手に生きてて、「このまま自分勝手に死ぬのだ」とか思ってました。
人生舐めてましたね、スイマセン。

20年って振り返ってみればあっちゅーまですがね、20年経っちゃうと、生まれたばかりの赤ん坊だって成人しちゃうくらいの年月ですよ(アタリマエ)

アビさんは今、二足の草鞋を履いて生活なさってます(妻子持ちだし)が、まあ、一応大金持ち!売れっ子ミュージシャン!とは言え無いけど、音楽活動が出来ている訳だし、馬鹿売れはしてないけど、そこそこ根強いファンがいて。
自分たちの音楽を鳴らし続けていられるってのは、幸せな事ですよね。

「でもやっぱり、(二足の草鞋をはかなくても良くなるくらいに)もうちょっとは売れたいんだろうなあ」
となんとなく伺えるのですがね。
ほら、オバチャンはもう大人だからね、その変はなんとなく察する事が出来るんですよ。
でも、このレポではハルくんのメンバーとかファンとか、関係者各位への「感謝の気持ち」が純粋に、素直によく出てて、なんか、そこに感動しましたね。
「うーん、なんかオッサン恰好良いよ」って感じ。

こういう大人がいる今の時代って、すごく良い時代なのかもしれませんね。
世間的に見たらダメ男なんだろうけど、子供たちにとっては、少なくとも敵じゃない。
こんな大人でも生きて行ける隙間がちゃんとあるって教えてくれてます。