というわけで本日はピージャク版「キングコング」のネタバレ日記です。
以下ネタバレ注意!
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あまりにも前半の「NY貧乏物語」が長くて、退屈で、「隊長!もう、ダメであります!!ワシ、ね、眠りそうであります...」と意識が半ば遠のいていたのですが、いざ、ドクロ島に行ってからの恐竜デスマッチというかバトルロワイヤルの場面からは、ほんっと!面白いですねえ。
ピージャクが悪乗りし放題で嬉々として無茶苦茶やってますが。
「本当にこの人は下品だなあ。さすが元スプラッタ映画の名手」とその「悪趣味の爆発ぶり」を薄ら笑いで見ていたんですが。
うーん、まさかまたしてもピージャクに泣かされるとは。
コレが一番意外だったんですが。
ワシ、キングコング映画で一度だって泣いたなんて事なかったのに。
このピージャク版「キングコング」では泣かされましたねえ。
ワシの後で、ワシに勧められるがママ見ていた長女もワシと全く同じシーンで「滂沱の涙」に泣き濡れていました。
目の前にティッシュの山を築いてね。
それでその後、長女と「何処で何故泣いたのか?」を話していましたら、またしても二人してorz泣いちゃって。モー大変なんすからー。
「ではワシら母娘はどのポイントで泣いたのか?」↓
・コングは「最後の一頭」で、もう仲間は死に絶えてしまっている。この地上でたった一人ぼっちの存在。
・でもコングは明日を憂う事が無い。一日の終わりに美しい夕焼けを見て、「この世界は美しい」と実感する。
・NYに無理矢理連れられてきて(どうやって連れてきたんだろう?この部分は最後までなぞだったわ)、見せ物にされて、「誇り高い、尊い野生生物」が蹂躙される。
でも「一番泣いたポイント」はココでした↓
・NYで追いつめられて、ビルの上に逃げるのに。そこから朝日を見下ろして、コングは「この世界は美しい」って言うんだよ!!(爆泣)
こんな酷い目に遇いながら、こんなゴミゴミした街を見下ろして。
もう明日なんか無いのに。希望なんか無いのに。
それでもコングは「この世界」を肯定して見せるんだよ!
「ぐぞおお???!!フラン・ウォルシュ(ピーター・ジャクソン夫人脚本家)にまたしてもしてやられたーー!!(叫ぶ)」ホント、彼女はこういうのを書かせると巧い。