山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

今日の格言=「ワシのゴーストが一番アテになる」

えー、映画「攻殻機動隊」の中で、違和感を感じた時に主人公が、口にする科白、
「ワタシのゴーストが違うと言っている」
てのがあるんですけどね。
多分、あの映画で言っている事と同じですね>今日の格言

「ゴースト」というのは、「無意識の自我」みたいなもので、今まで経験した事をストックしてある場所?(脳内)の事で。
ソレが、自分がある物事に対処した時に、瞬時にして検索&検証した後、アラームを発する事がある_という意味として使われているんだと思うですよ。
「コレは大丈夫だよ」とか「コレはウソだよ気をつけて!」とかね。

と、言うことは、よ?
この理屈がまかり通るのだったならば、「一目惚れ」ってのは、理屈として十分に「ありえる」って事にならないか?
「気のせい」じゃなくて、現実に起こり得る「事実」として。ね。

今、フト気づいたんだけど(<いつも思いつきで日記を書いてるワシ)
それまでの自分の経験や知識が「ゴースト」として積み上げられていたら、新しい物事に出会っても瞬時にソレが「自分に向いているかどうか?」て事の判断って、実は、結構ちゃんと出来るものなんじゃないかしら?

えー、よくさあ、「結婚する相手に出会った時は、初めて会った時から『あ、この人だ」とスグにそれと判った」って話しがあるじゃん。
松田聖子の「ビビビ婚」とか?<話が古い上にとっくに離婚しているし。

ワシも夫と最初に出会った時に、
「あれ?この人とはもしかしたら長いつき合いになるかも?」と思ったんだけど(と、いうか、それよりも強烈に「あぁ、この人を恋人にしたいっ!」って熱烈に思ったんだけど)
「一目惚れ」というのは案外、「アテになるもの」なのかもですな。

ワシは物事を判断する時に、よく「自分の感覚しか信じない」って言うんだけど(^^;
色々理屈や周りの意見を参考にして考えてみた所で、どんどん迷うばかりになっちゃうんで、自分の「感覚」だけに耳を澄ませて判断する事が多いんですね。
(その結果、「偏屈」とか「頑固者」とか言われ放題ですが)

するとあながちこの判断は、間違ってない事が多いです。「正しい判断」である事が多いです。
「自分で決めた事だから、自分にしか責任を負わせられない」ってエクスキューズもありますが。
「迷ったらゴーストに訊け」ですね。
皆さんも、お試しください。