山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

New Big Bang Tour?Zepp福岡 その3

それとやはり「Another Morning」は演奏しましたね。
ワシ、鋭い!土下座もせずに済んだし。わははは。
もう、千里眼だね。家族から「ガラドリエルさま」と呼ばれているだけの事はあるね。
その「Another Morning」を演奏する時の前振りが面白かったので、ちょっと書いておきますね。

さわお「今日はピロウズのギター、真鍋君のお誕生日です」と話し始める。
そしてさわお、背後からゴソゴソと紙袋を取りだして、袋の中から剥き身のヌイグルミ(灰色の綿ジャージニット製グタグタの手足ダラーンな熊)を引っ張り出しながら、真鍋代表に
「あのー。お誕生日プレゼントを」と言いつつ、さし出す。
そして、さし出したままで、
「あの、これ、見るからにやる気が無い熊で、全然価値が無いと思うでしょ?」とさわおが話しかけると、
「うん!」と嬉しそうに即答する真鍋代表。

「あのね、そう思ってウラにミスチルからサイン貰っておいたから。価値が下がるといけないと思ってピロウズのサインは入れてないから」 と言いつつ、手渡す。
真鍋代表、嬉しそうに例のクマさん(楽器のお世話係りのモヒカン青年)にギターを渡す時の決めポーズ(片ひざついて、頭を下げ、恭しく両手を掲げて差し出すお馴染みのポーズ)にて、「恐悦至極」という風情で、さわおからヌイグルミを受け取る。

場内拍手

「あの、これも…」とさわお、更に紙袋の中から、小さな女の子が「おひめさまごっこ」をする時に使うような、ピンクのラメで「Happy Birthday」と文字が書かれた王冠のオモチャを真鍋代表の頭にはめてあげる。
カチューシャ方式なので、ヌイグルミを俯いて受け取っていた 真鍋代表の前頭部に「すっぽり」と綺麗に王冠が装着される。

さすが、真鍋代表、王冠が激しく似合ってましたな(しかも嬉しそう)
ヌイグルミは「オレンジ」のアンプヘッドの上に安置され、王冠もその隣に大切に置かれておりましたよ。

そしてさわお、「じゃあ、新しい誕生の歌を」と言いつつ、
♪あ?、今日は新しい僕の誕生日なんだ?
と「アナザーモーニング」を二番から歌い始める。

ちょっと感動。
「バースデイサプライズ」はあったのだった。