山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

New Big Bang Tour?Zepp福岡 その1

さて聞きしに勝るファンのマナーの悪さはもう放置する方向で行きます。
無視します。
つまり、つま恋のフォークファンと同じ扱いです。
「ナパームで焼き払いてえ!」
?オワリ?

さて、このツアーでの特筆するべき点。
それはやはり、「何故ピロウズのストカメ(=ストレンジカメレオン)は演奏されないのか?」の理由が判ったような気がした_という事でしょうか?

場内であからさまに「アウェー感」満ち満ちる、「この人誰?」の気配。
棒立ちでステージを凝視する人たち。
その人に向かって、「あ?君たちは今、オレを見ながら、『あぁ、この後スグにこんな近くに櫻井さんが来るのね♪』ってシミュレーションしているだろう?僕は君たちの顔を絶対に忘れないよ?来月も学祭でココに来るからね。もし君たちがその場に居なかったら云々」と語りかける山中さわお

いつものトップギアに入る事も無く、淡々と決められた曲を決められた順番で演奏するピロウズ
「あぁ、そうか」と判った。
「本当に大切なものはココでは披露しないつもりなんだ」と理解した。
「いちげんさんには、本当の顔は見せないつもりなのか」と理解した。

それでも勿論、ピロウズのライブはちゃんと一生懸命に演奏するし、それなりのクォリティは保たれている。
瞬間瞬間では「おぉ!」と思わずこちらが興奮するような場面があったし。

そして今回の一番の収穫は新曲「スケアクロウ」が聴けた事であった。
これはタイトルからしても往年の名曲「Please,Mr.Lostman」と対をなすものであるような気がするし、「そろそろおセンチロックへの回帰があっても良い頃だな」と勝手に目星をつけていたので、その予想通りであったのは本当に嬉しかった。

歌詞はとぎれとぎれにしか覚えてないが、
「町の出口を見つけたと言う」
「風が冷たくて、手はすっかりかじかんでいるけれど、
繋いだこの手は放さないから、
君と一緒にこのまま行こう」
「I was born to be a Scarecrow

「Lostman」の「道に迷っている人」な感じ。
Scarecrow」の「漂泊者」な感じ。
やはりギターソロが素晴らしい。このソロから受ける印象としては似ているのは「nowhere」に近いか?
うねるグルーヴ感が堪らん一品であった。

おっと書き切れないや日記はマダ続く。