山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

感謝しつつ迎える聖夜

さて、いよいよクリスマスイブである。
でもワシは仕事一筋。仕事仕事仕事。
スーパーは年間最大のかき入れ時であるので、忙しいったらありゃしない。
「あれもアアして!」「コレもこうしてっ!!」と悲鳴半分で仕事をガンガンやっつけていく。
入ってくる荷物もハンパじゃなくて、検品担当者(ワシ)は悲鳴の連続。
いつもは30分で終わる作業が一時間かかってしまった。

我が家では「クリスマスイブは父ちゃんの誕生日」が最優先事項である。
例年だと、鶏の丸体を予約して買って、一日掛けてローストチキンを焼いたり、手作りのケーキを焼いたりもするのだが。
もう、今年はそんな事言ってられません!

ローストチキンはたまたま生協で、「生の鶏丸体」が出なかった事もあり、「鶏のモモ焼き」に格下げ(これなら20分で出来るし)
手作りのケーキもパス!
生協の試食会で食べた大山のクリスマスケーキが美味しかったので、それを注文しちゃった。

あとはポトフを作って、温野菜(ジャガイモ、ニンジンのグラッセ、パプリカピーマンの直火焼き)とアボガド、レタスとトマトのサラダ、手作りローストビーフ(フライパンで作るので15分で出来る)をパッパと作り、「父ちゃんお誕生日オメデトウのディナー」とする。

飲み物は子供たちにはアップルタイザー、大人には納戸から発掘(!!)した白ワイン。
確か、以前は「普通のワイン」だったハズなのに、いつのまにか「発泡ワイン」に変身していたぞ。
「死ぬかな?」と言いつつ夫婦で乾杯。
味は特別オカシクも無く(普段酒を飲まない生活をしているので、気がつかないだけなのカモしれんが@ワシ)「ま、こーいうモンだと思えば」という程度のお味。
そんなに分量も飲まないので(下戸だし。ワイングラス2杯程度)悪い酔いもしなかった。

NHKで夕方やってた「ヨーロッパ・クリスマスの旅」なんてドキュメント番組を見ながら家族でディナーを囲む。
貧しくも暖かい食事をアリガトウ神様。

夕方、友人が突然訪ねてきてくれて、「これプレゼントー!」と手作りのチーズケーキを置いて行ってクレタ(サンキュー!!)ので、ケーキは二個もあるし。
やっぱり、今年もいざ振り返ってみれば、ヒトサマの暖かい優しさによって支えられた我が家であったなあ。
日記上で申し訳ないが、ついでにココで言っておこう。
みちるさん、本をアリガトー