山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

地震にビックリ 3

買い物に出かけていたダンナがやっと帰ってきたと思ったら、「店はアチコチ臨時休業になってて、道は激コミ。やっとミネラルウォーターだけ買ってきた」と言う。
実は風呂に水を溜めていて、最初の方はミドリ色になっていたんだけど、三回ほど入れ替えていたら、水が透明になってきて、「どうも大丈夫みたい」なのだが(^^;

電話が何処にも通じなくて、ケータイも駄目。
通信手段がネットだけ生きているので、「電気が生きてて助かったー」と言いつつ、一日中、ネットを繋いでいた。
するとやっぱり、我が家に電話が通じない親戚がネットで日記をチェックしに来て、ワシの無事を確認。

「いやー、日記書いてて良かったわ」(^^;と実感する。

午後になってようやく電話が通じ始める。
長女の学校の友達からは「家の仏壇が倒れて、食器棚も倒れて食器全滅ー!」と掛かってきた。
「この家が潰れてないことを設計者に伝えねば!」とカームラ氏に電話。
すると仕事で留守orz
夫人と「コワカッタネー」と言い合う。
夫人は地震の瞬間地下鉄に乗ってて(当然、地震の瞬間急停止したらしい)、子供は自宅で留守番していたので、地下鉄に閉じこめられている間、気が気じゃなくてオロオロしていたらしい。
「あ、ウチ(カームラ氏は自分で設計したマンションにお住まい)も大丈夫!どこも壊れてないよ!」だって(^_^;
しかし、事務所はガラステーブルが割れてエライ事になっているらしい。
「電話機も潰れちゃったし」との事。ひー。事務所に人が居なくてヨカッタね。

同じ町内の友人に電話を入れると、「家の食器棚から食器が全部出てきて家の中に足の踏み場が無いので、車の中に親子三人居るの」と言う。
「ウチに来てご飯食べない?」と言うと、「ガスも電気も通じているから大丈夫。家に入ると片づけなきゃイケナイのがイヤだから、外にいるだけ」と言われる(^^;

中学校の連絡網も廻ってきたが電話が繋がりにくくて四苦八苦する。
ワシが聞いた限りではけが人はいない模様。
屋根瓦が落ちたり、食器が全滅した家庭は何軒かあった。

夜になって長女の担任から電話。
「ウチの食器は全滅です!家の中に足の踏み場も有りません。犬は脅えて小屋から出てきません!!」と言われる。