山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ハンターに狙われる(?)

というワケで、お絵かきを再開。
手元に、生協で買ったマーカー付きの茶こしで淹れたミルクティーを置き、制作に向かう。

ペンを握りしめ、上半身は前傾し、瞳孔は対象を見据えるためにギュッと力が籠もる。
今日取り組むのは岩肌の描写。
玄武岩のような冷たい岩肌が、細かく砕けながら画面全体を覆っている。
ホントは砂の一粒一粒を再現しなければイケナイんだろうが、「スマン、ソレは勘弁して」と誰に謝るデモなく呟いてみる。

なるほど、描いてみて初めて気がついた事がイロイロ。
この妖精の樵(きこり)の周囲に、オベロンとティターニア(「真夏の夜の夢」の登場人物)が居るのは昔から気がついていたが、よく見ると、ナポレオンも居たし。
明らかに精神病棟の患者をモデルとした人物もいるが、ここでも中東風の衣装の人物が幅をきかせている。
イギリス風の装束と妖精と中東の庶民が入り乱れる画面。

やはり、ダッドにとって若い頃の中東旅行は一生を通じての制作の糧となる出来事でもあったという事がよく分かる(しかし、ソレが引き金となって精神病を発病するのだが)

さて、ボイスと散歩。
日が差すので暖かいのは結構だが、近所のグレピ(グレートピレネーズ=スペイン産の巨大犬)も散歩チュウ。
このグレピ、ボイスを敵視していていつもウルサイ。
しかも散歩させているのがヨロヨロのお婆さんなので、万が一、襲ってきたら止めてくれそうな人が居ないのが問題。

仕方なく、グレピに道を譲り、みかん畑の中の道を抜けて遠回りする。
と、突然、スグ近くで散弾銃をぶっ放すヤツが居た。
ビックリして、思わず、「ひぇ????!!」と叫んでしまう。

風に乗って硝煙の匂い(火薬臭)も流れてくる。
「ビ、ビックリしたぁー!」と言いながら、「もしかして、ワシらが(イノシシと間違われて)狙われたのか?今のは??」とも思う。
こんな標高の低いトコロにイノシシはいないっつーの!!
ってか、こんな民家が近い場所で発砲するの禁止禁止!!!!

ワシ、そのうち、ホントに撃たれちゃうかもしんない・・糞ハンターに(o_ _)o
言うことを聞かない猟犬を持ってたり、撃つ対象をよく見ずにとりあえず数撃っちゃえ!そしたら当たるヤロ?みたいなハンターは猟なんかすんなー!!!