山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

嘘泣きで泣きオトス!

なんか、天候が福岡(玄界灘沿岸)の冬らしくなってきた。
グズグズと雲って荒れ模様の日が多い。
冬のこの地方は、タマに晴れて小春日和が続いていても、急転直下、あっと言う間に荒天へと雪崩れ込み、雷なんかも鳴ったりする事がある。

今日はそんな日。
学校へ行くせちたろーの背中に、
「傘持って生きなさい」と声を掛けて送り出す。
子鬼を幼稚園に送ったら、月末の振り込み業務。

以前は某クライアント、入金はおおもとの会社一括でしてくれていたのだが、会社が最近細分化されたので、振り込みも細分化された会社別になされるようになってきた。
なので、入金が早い会社と遅い会社が出てくる。
朝一番に銀行に行ってもマダ入金されてないこともある。
よって、今朝も、半分しか入金されてない。ダメジャン?(--;

しかし、なんとか作業はオワリ、「今月も生き延びた」(ほ)
来月も生き延びられそう。
でも、来年は「ワカラナイ」(0_ _)0
とにかく、この10年に及ぶ不況が終わってくれないと、ワシら大いに困っちゃう(ってか困っている)
でも、デザイナーとして生き延びていられるダケでもメッケモンか?
(この10年、消えたり落ちぶれたりした同業者が一体何人居ることか)

子鬼のスリッパとお昼の弁当を買って(去年まで使っていたのが小さくなった)帰る。
ダンナとこの連休中の打ち合わせをしながらモソモソ食べる。
この週末、ダンナは仕事三昧で、
「コレだけの仕事をこなさなければならないのだゾ!」とビッシリ詰まった予定表をワシに見せる。
「でも、この週末は佐賀に出かけるって、2ヶ月前からお約束してたもん。くすんくすん」と嘘泣きするワシ。

去年も出かけた有田の窯元のイベントに出かけたいのだ。
山の中の窯元を散策して、お汁粉をご馳走になって、割れた陶器の補充をする。
春の陶器市からは想像も出来ないくらいの、豊かで充実した素敵なイベントなのだ。
「去年初参加して、とてもヨカッタので、今年も行きたいの!!」嘘泣きダメ押し。

「別にラスベガスに行きたいとか(<この秋、実家の両親と弟一家が出かけて楽しかったらしい)豪華客船クルーズしたとか言っているわけじゃないモン!ワシを有田に連れて行け???」と言い張る。
「ナントカ一日休みを作るよ」とダンナ、諦め顔で言う。