山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

子鬼4連休初日

今日は子鬼は幼稚園がお休み。本日幼稚園は入園願書受付&面接日。
子鬼4連休初日。
朝、ボイスと散歩に出かけて帰ってきたら、ダンナが
「●●ちゃんから電話があったぞ。相談事があるって」と言う。
「ハテ、珍しいこともあるモノだな」とコチラから電話する。

友人は東京在。
彼女はネットもやってないので、ワシとは年に数度の電話で話す程度のつきあい。
ナニか悩み事ねえ?
「相談はナンダ?金なら無いぞ!」と電話する。
彼女、ワシの一言にゲラゲラ笑うが、悩みは深刻らしく、彼女から電話で詳しい話を聞いているうちに、彼女が(あるヒトから)受けた仕打ちに思わずワシ、本気で怒髪天になってしまう。

詳しい話は書けないが、何ともはや・・・
結論は「人間って変わることも大事よね」な話であった。
環境が変われば人は変わる。
勿論ワシだって、彼女だって、若い頃とは(随分)変わってしまった部分もある。
でも、ソレは人生上の苦労や経験や摩擦によって変わってしまった部分なのだ。
その変わった部分も含めて肯定したい!と、ワシは思う。
今回の彼女の悩みは「変わった人」と「変わらないことを選んだ人」との軋轢である。

いつまでも人生の華をヒラリヒラリと飛び回る蝶々でも良いけれど、そのツケはドコで払うのだろう?
泥にまみれ日々を戦う事ってとても大事だと思う。
もっと大人になれ。生きてゆくために喜んで戦え。と、思う。

その話で、思い出した。
ワシの知り合いに、その昔、相当美少女だったとおぼしき女性が居た。
イザ中年になっても、当の本人はかつての美少女気分のママで居るがために、「年のとり方大失敗」の見本みたいなヒトだった。
その話し方、そのファッション、可愛げな仕草、それら全てが「少女そのもの」なのだが、顔を見ると・・・シワシワのホラー系で、どう見ても「年相応・・・もしくはそれ以上」(o_ _)o
なんか、見ていると痛々しいやらコワイやらで複雑な気分に襲われたモノだった。

その人がよくやっていた、「ホラ、ワタシっていつまでも子供だから?」と言いながら肩をすくめる仕草。
ソレを目の当たりにするたびに、なんともオソロシイものを見てしまったような気分になった。
いつまでも「ワタシはカワイイ」という呪縛、「ワタシは特別な少女」という無邪気な自尊心。
それほどオソロシイモノはナイ。
他人を傷つけるだけならマダシモ、自分自身をも腐らせる甘い毒である。