山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

はじめてのおつかい*子鬼編

朝起きたら・・・体中が痛い!!
背中肩両腕フトモモふくらはぎ二の腕、全部の筋肉が悲鳴を上げている(--;

まあ仕方ないわね、昨日、冷たい床の上に4時間も這いつくばって、無理な姿勢で強引なストレッチをやり狂っていたみたいなモノですから。
全身の筋肉が悲鳴を上げている。
とくに四つん這いのポーズとしゃがむポーズが強烈に辛い。
「全身の筋肉が断裂する??!」と悲鳴を上げながら日常行動をヤル。

しかし、ココは筋肉をほぐすためにもボイスと散歩。
風が冷たいので日向を選んで歩く。
西の海岸を目指す道を歩いていたら、ボイス、てっきり海岸に行くモノと思ったらしく、大ハリキリでガシガシ歩く。
「スマン、海岸までは行かないのダワ。この筋肉痛では砂丘の上り下りが出来ないのよ」と慌ててボイスに言い聞かす。
ボイス、しょぼぼ??ん。途端に元気がなくなる。
うって変わって、ワシにズルズル引きずられて散歩続行。

帰り道、山の斜面が一面、イノシシのヒヅメの跡だらけになっているのを見る。
もうそろそろコッチの散歩コースはアブナイ。
南の海岸を目指すコースにしないと、イノシシと接近遭遇してしまう。

午後、子鬼をお迎えに行ったその足で、陶芸へ。
久しぶりに木曜の陶芸教室に出席。
水曜日には会えない生徒さん達と久々に顔を合わせる。

先週作ったカップの削り作業。
子鬼はまたメダル型の顔を作っている(最近の彼女の連作シリーズのテーマは「顔」である)
途中、隣の売店からアイスを持ってきて食べている。
ココのアイスのお金は、別の建物にある事務室の払いに行くシステムなのだ。

100円玉を渡しながら、
「一人でチャント、アイスのお金を払いに行ける?」と聞くと、「行ける」とのこと。
「じゃあ、お母さんはあとからついていくから一人で払ってみてごらん」と言うと、走り出して、振り返りながら、
「ちゃんと後からついてきてよ!」とワシに念を押す、子鬼。

子鬼はそのまま教室がある建物から外に飛び出して、庭木の間の階段を上っていく。
ワシは、クルマでスロープを登り、正面玄関前に車を停める。
と、玄関から子鬼がニコニコ笑顔で飛び出してきた。
「事務員さんにちゃんとお金払えた?」と聞くと、
「ちゃーんと渡したよ!アイスのふたと一緒に100円!!」と自慢気に答える。
見ると、ホントにちゃんと払っていた。
おつかいは、成功。