山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

子鬼とボイス

ダンナが忙しいのでワシがボイスの散歩。
ところがっ!!
無茶苦茶暑いんですけど。炎天下ナンですけど。
しかし、パン屋にパンも取りに行かねばならないのでヒィヒィ言いつつ、パン屋を目指す。
パン屋への道のりは、途中に日陰が全然ナイので結構夏場は過酷。距離は大したことナイが(片道1.8kmくらい?)

パン屋に着くと、珍しく他のお客さんもパンを取りに来ていた(ココはパンを欲しい人が前もって予約して、パンを引き取りに行くシステム)
引き取りに行く時間が皆さんバラバラなので、滅多に他のお客さんには会わないのだが(唯一、良く会うのが小料理屋を経営しているF村さん=ボクサー犬リャンリャンの飼い主)

今日は初顔さん。夫婦でオペルのオメガのセダンで来ている。
ワシと同い年か、少し若いくらい?
この近所ではオペルに乗っている人は珍しい。しかも、オメガ。
ボイスは挨拶したがったが、特別犬好きの人でも無さそうだったので、「オスワリ」と命令して待たせる。

パンを引き取って帰る。
やはり、炎天下、影一つない道は過酷!!
ボイスも舌を出して遅れ気味に歩く。
「ひぃ??ワシも倒れそう??」と必死。まだ、9時前なんですけど・・・
いつも行く山コースだと9時過ぎてもココまでは暑くない。山の中ってやっぱり涼しいのね。

ヨロヨロしながら倒れ込むように帰宅。
「この夏一番過酷な散歩であった!!」とダンナに訴える。

シャワーを浴びて、事務所で涼もうと入っていったら、ボイスが既にノーリードで事務所内で涼んでいた(--;
事務所の中でノーリードで過ごすボイスは心底楽しそう。
「父ちゃん♪」とダンナに甘え、「母ちゃん♪」とワシに甘えにクル。
尻尾を振りながら事務所内を右往左往。

甘えるのに満足して安心したらごろんと横になってウトウト過ごす。
しかし、ココにも彼の安息は無く、子鬼がその「子鬼」という名前の通りにボイスの安眠をジャマしにクル。
シッポの毛を掻き分け、シッポの先っぽの骨を探り出し、その頭頂部分に爪を立てグリグリ、次にボイスの耳を内側に二つ折り(!)にして折り目を口にくわえ、前歯でガジガジ噛んでいるし(--;

「アンタねえ、ボイスだからソコまでしても許してくれるのよ!」思わず子鬼を叱るワシ。
「ボイス、あんまりヒドイコトするようだったら、タマには噛んで良いから!」とボイスに言う。