山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

『鉄塔武蔵野線』

天気がイイので庭仕事バッカリやっているな>ワシ。
今日は枯れた枝を払って雑草を抜き、宿根スイートピーに支柱を立てる。
子鬼、熱心にチューリップの芽を踏み倒し、エンゼルス・トランペットの若芽を引きむしり続ける。
「君はホンモノの害虫だよ・・・」(--;

季候が良くなると半袖Tシャツが欲しくなる。
昔みたいに、「ポール・スミ○」の1万円もするようなTシャツは買わないが、「Tシャツを買う」という行為が今でも大好き>ワシ
値段は安い方が嬉しい。デザインがカッチョ良ければ、なお嬉しい。
「大きくなったらTシャツ専門店開きたい」くらい。
5年くらい前の「ユニク○」のTシャツは好きだった。色違いで同じ柄を買い込むくらい好きだった。
今は生地はトモカク、デザインがあまり好きではない・・・コレはタダ単にワシが「年を取ってワカモノのセンスについていけなくなったセイ」なのだろう。
今年はどんなTシャツがあるのかな?
店を見に行くことにする。

子鬼を連れて愛車フィフィで出発。
この陽気に誘われてTシャツ探しを始めたが、世間はまだ「七分袖」の世界だった・・・
今、Tシャツが欲しいのに・・・単なるワシのワガママである。

アレコレ見に行ったワリには子鬼のパンツと靴下(とっとこハム太○)を買ってきただけで帰宅。
多分、チャントしたブランドショップに行けばあるはずナンだけど>新作Tシャツ。
田舎の「洋品店」にはマダマダであった。

家に帰り着いたら、子鬼爆睡・・・。
早朝に起きだして騒ぐから、こんな昼食前にコンコンと眠ることになる。
結局、昼食も食べずに眠り続けている。
故に、ワシも陶芸に出かけられず。
家で「ぼー」とする。
仕方ないので、明日までのレンタルビデオで『鉄塔武蔵野線』を観る。

噂に聞いて「子供時代のイイ話」だと(ワシが勝手に)思い込んでいたので、そのあまりのギャップに驚倒する。
どちらかというと、残酷で救いのない話。
子どもが親の愛からも見放され、一人で世間の流れの中を漂流するような物語。

彼に帰る家はあっても、ココロは「ストリートチルドレン」と同じ。
こんなにも「映画に出てくる人物に、残酷なヒトが多い」というのも珍しいのではないか?(しかも、児童モノで)
原作の資質なのか監督の資質なのかは不明。
「男嫌い」な映画であると、感じる(主人公は少年だけど)
ココには汗ばむほどの日差しの中、冷えたきった身体しか描かれていない。