山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

リーダーになるのはイヤ・「永遠と一日」

うひ、忙しい。
朝から日記を更新して洗濯物を干したら急いでボイスと散歩。
相変わらず、「勝手にシッコできない&ショートリード(30cm)&よそ見すら許して貰えない」散歩であるが、ボイスは楽しそうに尻尾を振り立ててゴキゲンで歩く。

ぐるり、ミドルコース(3km)を歩いての帰り道、山道を通ったら、「凄まじいバカリのイノシシの痕跡」がアチコチに残されている。
藪はなぎ倒され、獣道は何本も増えてて、足跡や掘り返したアトがウジャウジャ。
ボイス、イノシシの匂いを追跡したがる。
「ダメダメ」と引き留めて、家路を急ぐ。

本日は生協の委員会。
来年度の委員希望の組合員さんが数名見学に来られる。
ワシももう、委員はやりたくないのが本音なのだが、「来年度のリーダーに是非なって!」と頼み込まれる。
うひ?。配達員と本気で喧嘩したリーダーなんて聞いたことねえぞお。
ソレに、リーダー会議が行われる水曜日はワシ、ホンマに忙しいのよ。勘弁して??(泣き言)

ソレにどう考えても自分の水曜日の(個人的に大切な)用事(陶芸&図書館)を犠牲にしてまで、生協の委員を続ける義理も恩義も生協に対して持ってはナイぞ、ワシ。
そもそも、来年度だって配達員の配置換えが無ければ、ワシは生協は「止めるかもしれん!」(キッパリ)
配達員にイヤミを毎週言われるのでは、ワシはモウかなわんよ。

ダンナ、そろそろ「HP作成」に乗り気になってきた。
「作るのは作れるだろうけど、アップの仕方がワカンナイ」だって。
アップの仕方はワシが判っているからイイのさ!ダイジョブ!!

午後、テレビで「永遠と一日」を観る。
タイトルがイイので、ナニゲに観ていたら、思わず引き込まれた。

「この長廻し、アンゲロプロスみたいだなあ」と思って見終わったら、ホントにアンゲロプロスギリシャの監督)であった。
ワシ、ビンゴ。

芸術に心を奪われている詩人の妻の立場が、何故かワシはよ?く判ってしまい、思わず、泣く。
ワシだって、ダンナに「プラモのこともなにも考えずに、ワシのことだけ考えていて、一日だけでも」って真剣に思う瞬間があるモノ。
ホント、口に出すと「まるっきりお笑い」ナノダが。

具体的に肉体を持ったモノ(若いお姉ちゃん等)が恋敵ならマダシモ、肉体は「ココ」にありながら、簡単に心を遠い場所に連れて行ってしまうモノ(この映画では芸術なのだが)が相手では、妻と言えども太刀打ち出来ぬ。