山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

子猫の名前は未定

天気が良いので、子猫をケージごと日当たりの良い玄関先に出す。
ボイス、子猫と遊びたくてたまらないらしく、ケージに鼻先を押しつけては
「キュッキュッキュ??!」と鳴く。ウルサイ。

「ちょっと日光浴していてね」と言い置いて、ボイスの散歩。
久々に山岳コース(ってほどじゃないか?)に行く。
日差しは強いが風が冷たくて心地よい。
秋になったら、また久住に山歩きに出かけたい。

山の中の溜め池のそばで、真っ白な蔓性の花を見つける。
ホントに純白。美しい。
少し手折ってお持ち帰り。洗面所のガラス瓶に活ける。
図鑑で調べたが、花の名前は判らずじまい。

そういえば、子猫の名前をまだ付けていない。
「クル」と来たら、次は「クリ」か「クラ」か?
ぐりとぐら」みたいだな。
(「ぐりとぐら」は山脇百合子の書いた有名な絵本の主人公、仲良し二人組のネズミ。こいつらはナニがドーあってもとりあえず、「喰うこと」にしか興味が行かない←って書くとモノスゴク怖い)

ダンナは「マイルス・ディビスに顔が似ているからマイルスにしよう」と言い出す。
・・・ホントだ、ソックリだぁよ。
「クルとマイルス」?バランスが悪くないか?
「じゃあ、リキ」と、ダンナ。
「はいはい、ソレが良いのなら翔(しょう)はどおよ?」とワシ(「リキ」=竹内力、「翔」=哀川翔)(--;
しばらく、夫婦で不毛な会話を続ける。
(猫ならやはり、「マイケル」(=小林まことの漫画「ホワッツ・マイケル?」)?いや、ソレならばいっそ「マイコー」が良いカモ。でも、そー来るならば「ポー!」(マイケル・ジャクソンの奇声をマネしながら)で良いはずだ。等々)

せちたろーが学校から帰ってきて、子猫を「甚五郎」と呼んでいる。
「ソレで良いワケ!?」思わず、声を荒げるワシ。
「なんか、名前考えるのが難しすぎて・・・甚五郎でいいよ」だって。
「甚五郎が許されるのなら、お母さんは子猫をシュバリバリ男爵(映画「バリー・リンドン」にそーいう名前の詐欺師が出てくる)って名前にするわ!」ムキになるワシ。
「イヤダー!そんな変な名前ー」娘、あくまで拒絶。
「それじゃあ、モーリス・ド・デビュビュエはドーダ!?」(←口からデマカセ)
「お母さん、遊ばないで」

一応、「甚五郎」が第一候補。
他に候補が出てこなければ、近日中にこの名前に決定してしまう。
「甚五郎」ねぇ?。一日中、寝込んでいるような名前だな。