山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

湯布院日帰りドライブ温泉グルメ登山旅

梅雨前のイイ天気。すると、ダンナが突然「山に行こう」と言い出す。
朝から「草取りモード」になってて、庭いじりしていたワシは「はあ?」とビックリ。
「だって、もう昼前だよ。遅いよ」と言うが、
「山だ、温泉に行くのだ!」と言い張るダンナ。
そんなわけで、ボイスを連れて家を出る。
高速に乗って、湯布院を目指す。

二時間少々で湯布院着。
ココに来れば、「日本で一番美味しい外食」(と、ワシが勝手にソウ言っている)が食べられる。
「亀の井別●」内「湯●岳庵」にて。
四方を湖と中庭に向かって開け放した、古い日本家屋を改装したレストランで昼食。
中庭は「いい具合」に雑草が茂り野アザミの花が咲いている、湖を渡る風が心地よい。
琉球畳(畳のヘリがナイ畳)の上、それぞれがくつろぎ、脚を投げ出して世にも美味しいお食事を頂く。
子供達は和風オムレツ・ビーフサラダ・牛タンの柔らか煮。
大人はお膳物。ヤマメが頭から食べられるほど柔らかく、良い香りがする。
「ココはこの世の極楽ね」←ワシがココへ来て、いつも言う台詞。

食事後、腹ごなしに金鱗湖(きんりんこ)の周囲をボイス連れで散策。
ボイス、金鱗湖のガチョウに「ターゲット、ロック・オン!!」
目の色が変わる。
「狩っちゃダメ!」と言いつつボイスを引きずって、湖の周りの遊歩道を歩く。

その後、由布岳に「チョットダケ」登る。
登山道口にクルマを停めて、数百mだけ登る。
平坦な牧草地があったので、ボイスを放す。
ボイス、大喜びで野ウサギの匂いを追跡開始。ゴロゴロと岩が点在する中、ボイスが跳ね回って遊ぶ。
遠目に見るボイスは毛刈りのせいか?尻尾ばかりが太く見えて、キツネに見える。

遠くに行きすぎると、「帰ってこなくなるかも?」と心配になるので指笛を吹いて呼び戻す。
家族全員で「出迎えのポーズ」(「ボイス、オイデ!!」と膝をついて両腕を広げるポーズ)をとり、誰の腕に飛び込むかの競争をする。
ワシvsダンナ。3対1で「ワシの負け」クヤシイ・・・

夕方の風になったので、水筒のお茶を飲んで山を下りる。
せちたろー、子鬼と手を繋いで歩きながら、「ヤッホー!」と山彦を返そうとするが、下山してくる人のラッシュが始まり行き会う人が多く、恥ずかしくて大声が出せない。

穴場の温泉(酒屋の温泉とワシらは呼んでいる)で入浴。
親子4人で800円也。
打たせ湯で「日頃の子育て疲れ」を癒す。
その後。肩が凝る。