山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

効果はイカに?

朝から地域の缶ゴミ拾いに、ダンナとせちたろー参加。
ボイちゃん、父ちゃんが歩いてドッカへ出かけてしまう後ろ姿を見て、寂しさの余り遠吠えしまくる。
「ウルサイ!」とワシが注意しても、ボイス「父ちゃんを恋うる唄」を止めようとしない。
けっきょく、20分近く「あぁ??おわおわお♪おっぉ??んあわあわわ♪」と歌い続ける。
「ナンで、こんなに甘えん坊なんだよっ!!」思わず怒る。

アメリカ製の「空気掻き回し機」を見に、遠くの店まで行く。
去年から欲しかった、室内の空気を攪拌するための扇風機状の家電製品。
よく、外国の家とかバーとかの天井からぶら下がっているファンがあるが、アレをもっとカンタンに小型化して、首の角度やファンが廻るスピードが自在に変えられる床起き式のモノ。
店で見ると、9750円というお値段。
「買えないモノじゃナイしぃー」と商品の前で顎に手を当てて考え込む、ワシ。

と、誰かがワシの肘の内側を「ガッシ!」と掴んで「グイグイ」する。
しかも、「んっもう、誰かと思ったら?♪」と言いながら。
見たら、美人妻J(サーフボードに乗った米人経済学者妻君・友人)さん。
「ミカちゃんもコレ買うつもり?」と聞かれる。
「うん。湿気の季節になるし、あった方が便利かな??」と答えるワシ。
「アタシもね、コレ欲しいのよ。買いたいのよ。買えない値段じゃないのよ」とJさん。
ドッカで聞いた意見。

「じゃあさ、Jさん買いなよ。ワシ、その使い心地を聞いてから買うかどうか決めるわ」とワシが言うと、
「え?ミカちゃん買いなさいよ。きっと便利よ」とJさん。
「いやいや、Jさんちにこそ必要よ。買いなよ」
「いえいえミカちゃんこそホラホラ」
商品の前で押し問答する二人。
因みにココはお互いの自宅から30km離れた店だ。
(そもそもこの店でやたら出会ってしまう二人にモンダイがある気もする)

アメリカでは、家に必ずファンがついているの、日本にはついてないのね。アレがあればコレ(空気掻き回し機)は要らないのにね」とJさん。
「いや、日本ではファンは10万円よ。コレはお安いよ」とワシ。
「えー、そんなに高いのー!?」(←海外生活が長くて日本事情に疎い)
「日本はナンでも高いんだってバ」

結局ソコで別れ、ワシは覚悟を決めて「空気掻き回し機」を購入。
アウトドア用の二脚連結折り畳み椅子(3200円)と寝椅子(2800円)も購入。

帰宅後、室内の空気を攪拌しまくる。