山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ダンナの親心?・本がイッパイ

ダンナがビデオで「ぽちたま」を観てて(放映当日は仕事で観られなかったので)イキナリ、「あ!!これっ!?」と大声を出す。
画面を指さしながら、「オレ、この取材現場見かけたんだ!ボイス連れて散歩しているときに、川沿いの公園でテレビの撮影してて、ボイスはコイツらに思いっくそ吠えかかられたんでいっ!」と憎々しげに言う。
「まさお君が行く!」のコーナーの、「地元ワンコの集会」の様子であった。
「あ、あの時にテレビの取材を見かけたって言ってたわねえ」
川沿いの公園の横で、移動式火葬車を見かけた日。
「この番組だって判ってたら映りに行けばヨカッター」だって。
ボイスをテレビに出したい親心らしい。

ダンナ連休初日だというのに、朝からうち合わせ。
ワシは一緒に出かけていって、図書館行き。
久々に図書館に来ると、借りる本が沢山で「相当嬉しい」ワシ。
町田康のエッセイ二冊、笙野頼子の最新本と旧作各一冊、犬の行動学の本を借りる。あぁ、シアワセ。
「タマがイッパイあって」♪

昼食後、天神の本屋へ。
イッパイ買う本があって、迷う(カネには限りがあるので)
迷って結局買った本は、ロバート・メイプルソープ(発音に正しく表記すれば「マップルソープ」だが)の伝記、井上孝治さんの写真集、「大人の遠足」の第一巻。
丁度、紀伊国屋書店ではこの本(「大人の遠足」)の原画展をやっていた。決して巧い絵ではないが、楽しさが伝わってくる絵だ。
「ふむふむ」と見る。
ワシの妄想の中では、既にワシはスケッチブックを片手にボイスと徒歩旅行をしている。

犬の行動学の本を読んでいたら、犬をチェックする一覧表が載っていて興味深かった。
支配欲、服従性、忍耐力のテストのやり方が載っている。
例えば「フセの後、仰向けにして5秒以上ジッとしていられるか?」とかそんな内容。
「え?、仰向けに押さえ込まれて嬉しがって笑うのはどのように測ればイイのでしょうか?」「そのあと跨られてグイグイされるのが好きなんですが」とツッコミどころ満載である。
「飼い主が四つん這いになって顔を隠してジッとした場合の反応を見る」というのもある。
ボイス、すぐ嬉しがってペロペロしに来るんだけど・・・(特にダンナが散歩前の体操を始めると)
で、測った結果は・・・やはり、ボイスは支配欲のない服従性の高い、友好的で穏和な犬という評価だった。
そんなこと、飼ってるワシが一番ヨク知っている。