山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ビデオ三昧100円の日・日記の謎

冷たい雨が降り続く一日。久々に寒い。
午前中、雨の中ボイスと散歩。
歩き始めるとついつい楽しくて、スタスタ歩いてしまう。
雲が山の下の方まで下りてきていて、辺りは真っ白。
建築中の輸入住宅を眺めたりしてご近所を一周。
帰ってくるとボイスの脚も腹もドロドロ。犬用バスタオルで拭く。

出かけようとしてたら、ヤナ●のIさん登場。
「あ、クルマの保険の支払いだった」と思い出す。
どーも最近ワシは「イヤなこと」(特に支払い関係)は「無意識に忘れる傾向」がある。
どうやら、老人ボケの初期症状らしい。

Iさん珍しく、サーブ(スウェーデン製)で来ている。
「あら、サーブに乗り換えたの?」と聞くと、
「いやあ、サイトーさんにサーブをお勧めしようかと思いまして、乗ってきました」だって。
「いくら?」
「290万です」
「買えん!」(ぼそっ)
ヤナ●さんとのおつきあいもそろそろ切れそうだ・・・

ビデオ屋に行って借りまくる。
本日「新作旧作DVD・オール¥100均一の日」である。
デトロイト・ロック・シティ」「ダークシティ」「ロッタちゃんと赤い自転車」等々を借りる。

「ロッタちゃんと赤い自転車」=爆笑。
実はワシは3?4歳の頃、「ロッタちゃんと同じ理由」で自分の三輪車をドブに捨てた前歴がある。
しかもその後、ロッタちゃんと全く同じ理由から、魚屋の自転車にチョッカイ出して大ゴケし、大泣きした前歴もある。
「なんだ、ワシはロッタちゃんだったんだ」思わず断言。
なんで、子供は世界中同じなんだろうな。今はウチの子鬼がロッタちゃん状態。
ワシは「身が細る思い」で毎日手を焼いているが(大嘘)
世界中で母親がそれぞれの「ロッタちゃん」に手を焼いている。ソレが家庭だ。

デトロイト・ロック・シティ」=再度、爆笑。
1978年当時はワシは既にパンク・ロックを聞いていたが・・・・
時代的な雰囲気がよく再現できている映画で、感心。
「そうそう、こんなニヤケ兄ちゃん(敵役)が『デスコ』に売るほどいたなあ」
なかなか出来の良い青春映画。

ダークシティ」=高級なB級(なんじゃ、そりゃあ?)

ダンナ、久々にワシの日記を読む。
「オレは読んで面白いけど、オレらを知らない人には、全然面白くナイ筈。誰が読むの?こんなオレらの日常」と言う。
ワシもソレが謎だ。
しかし現実には、読者の大多数は「会ったこともナイ方々」
毎日、楽しみにして読みに来てくださる。有り難くも不思議。