山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

漏電事件の犯人

お昼ご飯を作っている最中に、急にブレーカーが落ちた。
丁度、レンジを使っていたので、「レンジのせい?」と分電盤のブレーカーを見ると、「メインのブレーカー」が落ちている。
「?」

普通、ブレーカーが落ちるのは「電力消費量が一時的に高まった時」で、その時も落ちるのはその部屋の部分のブレーカーだけ。
コンナ(メインが落ちる)事は初めて。

分電盤の説明に従って、順にそれぞれの部屋のブレーカーを落としていって、最後に、メインのブレーカーを上げようとすると、「入らない」
「?」
「それでも電気が入らない時は電気工事をした会社に電話してください」と分電盤に書かれている。
どうやら、「一階のドコカで漏電を起こしているらしい」状態。

電気工事をした会社へ電話。
「今、工事のモノが出ておりますので、出先の仕事がオワリ次第にそちらに向かわせます」と言われる。
すると、10分もしないうちに電気工事の担当者登場。
実は、ワシが直接見たのはココまで。
工事の人と入れ違いに出かけた(陶芸教室)ので、以下はダンナから聞いた話。

分電盤を調べると、やはり「原因は一階の漏電」らしい。
ウチは家の西側に、井戸の汲み上げ用ポンプがあるのだが、工事の人がソレを聞いて、「よくポンプのモーターに、トカゲとか虫とかが挟まって漏電の原因になる」と言う。
二人でポンプを調べに行く。
ポンプのモーターの中で「ナニカ」がビチビチ音を立てて空回りしている。やはり、「モーターにナニか」挟まっている状態らしい。

電気工事の人、「ポンプのモーターはメーカーの人でないと触れませんから、メーカーに電話を入れた方が」と言い出す。
ダンナ、「いや、蓋を開ければナニか判るかも知れないから、開けましょう!」とねじ回しでポンプのモーターの蓋を開けると・・・・

・・・ヘビの頭が潰れて、モーターに絡んでいた。

「あ、コレは漏電するわ。ナマモノですから」と、工事の人。
「ナマモノって・・・」と、ダンナ。
「コレも乾けばまた電気が通りやすくなって、漏電が直るんですがね」と工事の人。
「乾くまで待つというワケにも・・・」と、ダンナ。

ダンナ、二階から暖炉の火ばさみを持ってきて、からみついてお陀仏(爆)になったヘビを外す。
工事の人はヘビが苦手らしく、ダンナがソレをやっている最中中、「うっわ??うっわあ??!!」と背後で叫んでいたらしい。

かくして、無事、電気は復旧した。