山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ダンナ、「グリーン・デスティニー」でウットリ♪

強風が吹き荒れる一日。
散歩も風を避けて「山コース」にする。
イノシシがちょっと前に歩いていったらしく、ボイちゃん、道の匂いを嗅いぎまくる。
「いや、イイから」とはやるボイちゃんを引き止めて、散歩続行。

散歩から帰ってきたら、近所のMさんが「ウチの畑で摘んできたの」と言いつつ大量にツクシを持ってきてくださる。
「わあ、夕飯に天ぷらで戴きます」とお礼を言うと、
「え?どうやって天ぷらにするの?」と聞かれたので、コツを教える。
水洗い後ざるに上げて、天ぷら粉を薄く振りかけてから水溶きの天ぷら粉にくぐらせて、高温で揚げるのだ。
「天ぷらにしちゃえば、ハカマ取らなくても美味しく食べられますよ。同様に、ビワの若葉も揚げると美味しいよ」と教える。
(ウチは天ぷら用に、ビワを何本か植えている)
タダの食材で美味しい春の味覚を頂く。

ダンナ、午前中から「グリーン・デスティニー」を観に行く。
「いつもは忙しい月曜日」の筈なのに、ダンナがいないと、ワシ、めちゃめちゃヒマ。
よゆーである、よゆー。
ワシがいつも忙しいのは「ダンナのセイ」だったことが判明。
ダンナがいると三食キチンと作らなきゃイケナイし、ダンナの仕事にチャチャ入れたりしなければならないので、結構いそがしいのだった。

お昼ご飯も冷凍ご飯をチンして、余り物で楽しく子鬼と食べる。
暇すぎて20分ほど昼寝も楽しむ。
もっとも、目が覚めたらリビング中に「ポケモンカード」が散らばっていたが。
(犯人は当然子鬼)

夕方、せちたろーがプールの帰り道に生協のトラックを見つけて手を振る。
運転している配達員さんも手を振り返す。
せちたろー「アタシね、スーパーの宅配さん(ウチで週に二回注文している)にも学校の帰り道で会ったら手を振るの。そしたら、時々家まで乗せていってくれるんだよ」
のんびりした幸せな子供時代を送る娘である。

夜、ダンナ帰ってきて「グリーン・デスティニー、いいお話だったわ。オレが女だったら、好いたオトコにあーいうコト言って欲しい。もう、ウットリ♪」と言いつつ、「夢見る乙女」になっている。
「怪物系の中年オトコ」がウットリと夢見ている様はなかなかに愛らしいモノだ。
そーいえば、ワシが見に行った時も子鬼がラブシーンでウットリして、シャツをめくってワシに乳を見せびらかしたりしていたぞ。

グリーン・デスティニー」あまねく人々をウットリさせる映画らしい。