山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

注意・コチラの日記は私的なメモ

↓だから、ヒトが読んでもツマンナイと思う↓

午後、ルー・リードの記録映画「ロックンロール・ハーツ」を観る。
大体に置いて海外のドキュメントというのはとても優秀で、コレもとても良くできた映画だった。感心。
(もともとはテレビ用の映画か?)

この様々な証言者へのインタビューによって、対象となる人物の人間像を多角的にとらえるというのは海外ドキュメントの常套手段であるが、その会話のあわいに立ち現れる「個人の実像のようなモノ」というのは、結構リアルで発見が多い。
しかも、同時に証言者の実像も現れちゃうモノで、この多数の証言者の中でもとりわけパティ・スミスがやはり想像通りのヒトで面白かった。

彼女の実際のインタビュー等を観るたびに、その作品等から受ける印象とはいつもかけ離れたモノを感じるが、今回も同じであった。
(そもそも初めて見たのは高三の時・NHKのドキュメント番組「ツトム山下ロックの旅」)
いつもちょっとシャイでその年齢よりは(イイ意味で)「少女っぽさ」を感じさせるキャラクター。
(本人の作品は「少女っぽさ」からは100万光年隔たっている)ワシの印象では「ひらひら」したカンジ(あんだ、そら?)すら受ける。
知的な人当たりのイイ、アメリカ人女性というカンジが好印象だ。

ルー・リードの方は、「うむ。天才というのはいるのだ」という感じの内容でゴシップ的なものは何一つ出てこない真面目なモノだった。
う??む、レイチェルはその後ブラジルに帰ったのだろうか??
(こーゆー事を何時までも覚えているところがオバサン)