山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイスの拾いグセ・せちたろーは今日から学校

散歩中、ボイスがナニかを口にくわえて歩いているのに気がつく。
「?」と思って、「出しなさい」と手を差し出すと、素直に渡してくれる(←こーいうトコロがボイスはとても助かる)
※犬によっては「取られる!」と思って威嚇したり噛みついたりするのもいる。
見ると「大きなカキ殻」
「ナンで、こんなモノが路上に?」

「くわえて歩きたい?家まで持って帰るの?」とボイスに聞くと、ヤル気マンマンで頷く(ホントか!?)
だから、「はい」とまた再び、ボイスの口にカキ殻をくわえさせて散歩を続行。
時々立ち止まっては「アグアグ」と持ち替えたりしている。

実は「ボイスはよく拾いモノをする犬」である。
色んなモノを散歩中に拾う。
今まで、拾ったモノの中で「サイコーのお気に入り」は「サザエの殻」
ボイスが生後半年くらいのまだ子犬ちゃん時代(といっても、大きさは既に今の大きさに近かったが)に路上で拾ったモノだ。
すっかり拾ったことなんか忘れていたら、拾った2年後位にボイスの小屋を掃除中、敷物の下に隠してあったこのサザエの殻を発見。

「まだ大切に持ってたんだ」母は思わずしんみりしてしまう。

ボイスがコレをドーするのかというと、シミジミくわえて囓って遊んだり、空中に放り投げて自分一人で「モッテコイ」をやって遊ぶのだ。
あと、「生きている石亀」を拾ったこともある(--;
体長15センチくらいの「生きて動いている」石亀。
山沿いの道を歩いていて、ボイスが拾ったのだ。それも、二回も(--;;
拾った場所と言い、どーもコレは「同一亀物」の気がする。

大体、一年に一回のペースで石亀を拾うから、次に拾うのは春くらいかな?
冬眠から醒めてモゾモゾ這い出してきたトコロをゲットしているようだ。
拾った石亀を、一生懸命に落とさないように「あぐあぐ」と何度も口にくわえ直して歩く様子は一生懸命そのもので、とても「止めなさい!汚いから離しなさい!!」と言えなくなってしまう。
拾った亀はドーするかと言えば、「庭に離しておく」と勝手に自分の巣に帰宅してくれるのだ。

で、本日はカキ殻。
家に帰り着いたら、ボイスは早速、ベンチに横になってシミジミ囓って遊び始めた。
時々放り投げては追っかけて遊ぶ。

午前中、子鬼が玄関でお姉ちゃんを待っている。
「にゃーにゃん、遅いねえ!」と言いながら、待っている。
「お姉ちゃんは今日からまた、学校だよ」と教えると、「ふーん」と答えた。