山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

今日の日記・追加

全く、昨日からモンダイはナンの進展もしてないが、ちょっと説明をさせてください。

ワシには弟がおります。実弟です。
年は8歳違っておりまして、コンピューターのシステム開発の会社で働いております。
いま、東京在住です。

彼は最近、子をなしました。
5月末に生まれたばかりの、生まれたてのオトコの赤ん坊です。

弟は「ものすごい子供好きのオトコ」でして、他人の子だってものすごく可愛がり、大切にするようなオトコです。
自分の生まれたばかりの息子をどれだけヤツが愛しているかは、ワシ自身が自分の身に置き換える以上のモノがあるのでしょう。きっと。

いま、ヤツのその最愛の息子がシリアスな病気で苦しんでいます。

細菌性(化膿性)髄膜炎と言う病気です。

死亡率20?50パーセント、障害が残る確率も30パーセントというシリアスな病気です。
今、病院の無菌室で集中治療を受けています。
小さな身体に、人工呼吸器をつけて、体中にパイプを入れられて・・・・

想像するだけで、痛々しくて涙が出ます。
神様、お守り下さい。としか言いようがありません・・・

弟夫婦は一睡も出来ずに、夫婦で泣き明かしています。
苦しむ我が子を抱くことすら許されず。
夫婦でガラス越しに見守ることしか出来ないなんて。

こんな思いをするくらいなら、いっそ、自分の身体が生きながらに切り刻まれた方が、どれだけ楽なことか。
子供を持つヒトなら簡単に想像できる心境でしょう。
赤ちゃんの笑顔がもう一度見られるのなら、もう一回笑ってくれるのなら、
いまここで指の一本を失っても構わない、いや、命さえ。

弟の嫁さんのよりちゃんの実家のご両親も、初孫がこんな重病にかかるとは、予想だにしていなかったので、病状を伝える電話を受けてそのまま泣き崩れられたらしいです・・・・

私たちには何も出来ないけど。
命だけは、命だけは助かって欲しいと祈ってます。
神様の元からやって来たのだとしたら、こんなに早く神様の元に返すことは残酷だわ。

もう、親として触れあってしまったのだから。
もう、この子がイナイ生活はあり得ないのだから。

たとえ障害が残っても、生きてさえいてくれれば、親にはどれほどの救いになるか。
生きているだけで、子供は親のタマシイを救済してくれるのです。

お願いだから、生きて。
赤ちゃんを助けて。
奇跡を起こして、誰か。