山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

モンダイの本質に迫る!?

連休最終日。
連休中仕事三昧であった・・・でも、この不況下、仕事があるだけでも有り難い。はいはい、この連休中もお仕事させていただきました。

さて朝刊、例の「トコの私にも言わせて」のコーナーに反論(?)の投書。
「私が思うに、結婚して子供を持って、家を持ってというのが共通の夢であったのは、高度成長期だと思います」ワシもそー思う。
「でも、その幸せは政府やマスコミによって操作され、押しつけられた夢なのです」そーいう事もあるかも。
「私たち(専業主婦)は弱い存在なのです。その夢から脱却出来ないでいるのです」え!?そーなの??
最初はこのコーナー。トコが、編集の意向で「ヒール(悪役)」を演じさせられてる気がしてたけど、先日の記事で撤回。マジだ。

編集サイドは、この女同士の論争を明らかに楽しんでいる。
ここがモンダイ。
もしも本当にこの「結婚して、子供持って、家持って」というのを「世間やマスコミや政府によって押しつけられた幸せの価値観」だと思っているのなら、ワシら(って、誰ら?)が戦うべき相手は此処にはいない。

ワシは死んでも反論は投書せん。なにが嬉しゅうて、そんな編集の術中にはまって、高みの見物をさせてあげなきゃならんの?見物するなら、金払え。

ワシら(って、だから誰ら?)が戦うべき相手は紙上には居ない。
紙上の裏の、散らかった机の上でフェミニスト面さげて、投書を選んでる、そいつだ。
現実の専業主婦の実体も、何を考えてるかも知らないクセして!
ワシの友人は専業主婦が多いが、その、思考の自由さ大胆さ、決断力のキレのよさ、度胸の据わり具合たるや、下手な男は尻尾巻いて逃げ出す位の方々だ。しかも、美女揃い。
もちろんみなさん、かつてそれぞれの仕事で名を馳せた方ばかり。

つまり、これはある種、「財産」なのだ。
自分が正しい、と思ったことを手弁当でバリバリ出来ちゃう人材が野に放たれているのだ。
しかも、このヒトらは、基本的に怖いモンなし。
言いたい事はバンバン言う。正しい事はやり抜く。間違ってる事には意義を唱える。
それは何故か?
自分の子供が将来、生きていく社会が、良くなるように、正しい事をやり抜いていられるように。間違いを間違いだと、大きな声で言えるように。ただ、その為に。

専業主婦って「どんなヒトたち?」とお思いの方々。
すくなくとも、ワシが知りうる限り、思わず尊敬しちゃうヒト多いです。