山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

本家作業日 第2回

と、言うわけで。

昨日は、本家のお片付け作業日第2回でありましたよ。

東京から駆けつけてくれた実弟が、軽トラを借りてきてくれて。

それにどんどんと布団を中心としたゴミを載せていきます。

 

ワシは南側縁側に積まれたゴミと2軒分の押し入れの封印を解き(-_-;)中の地獄を確認しました肉眼で。

「猫のミイラとかあったらどうしよう」とビクビクしながら作業しましたけど。

はい、古い汚い布団しかありませんでした(良かった←腐った布団だから良くないけど)

 

この日、福岡は冷たい霧雨が降ってて寒かったので、Tシャツの上に白いトラックジャケットを着てたんですけどね。

熊本は晴れてて暑くて!あっちゅーまに汗だくです。

すぐにトラックジャケットを脱ぎ捨てて作業しまくりました。

 

とにかく、この封印されてた2軒分の押し入れがw

中には捨てるものしかなくて。縁側のどん詰まりに置かれているゴミの山も「なんでこんなものがとってあるの??」と首を傾げるばかり。

 

押し入れの中身を空っぽにしたら、家から持ってきたすのこを敷いて、中身を捨てた衣装ケースや引き出し類を押入れに収納します。

これで、捨てるものと仕分けた「とっておくもの」(古い写真とかネガフィルム)をここに格納できるですよ(それはまた後日)

 

午前中はゴミにまみれた辛い作業が続いたので、午後のワシは決然として、

「もう次は楽しい作業するし!!」

と宣言してIKEAのカーテンを南側の縁側に下げて回りました。

 

ほらね、長さがバッチリやんか↓

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山からの冷たい気持ちの良い風が吹き抜けていきます↓

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風に踊るチュールのカーテンの美しさ。見とれてしまいます。

 

そして問題の土間に置かれてた玄米の食感を確認するために、家から持ってきた炊飯器の「玄米モード」で炊いてみました↓

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とりあえず、ごま塩とゆかりを混ぜ込んで(おかずがないので)

おむすびにして、オット、実弟、ワシの三人で実食しました。

「あ、美味しい…」「ちゃんとお米の甘みがある」

って事で、なんだかんだで傷んでた部分を捨てた残りの約80キロ相当の玄米は我が家で引き取ることになりました。

先祖伝来の田んぼで作られたお米はちゃんと美味しかったですよ。

 

本家の泉水の周りは42年前に亡くなった祖母が植えた菖蒲が花盛りでした。

無人の家の泉水の周囲を見事に沢山の黄色い菖蒲(キショウブ)が縁取ってて見事でした。

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祖母がその昔(戦前)、祖父が薩摩の殿様の前で御前演奏するために鹿児島に演奏旅行に行った時に一緒について行ってて。

鹿児島で見た「ブラシノキ」の花の形の美しさ面白さに惹かれて、本家の玄関横に植えたブラシノキも赤いブラシ状の花が満開でした。

祖母が丹精してた家庭菜園に植えられてた芍薬も花は終わってましたが、ちゃんとまだ生きておりました(世話する人も居ないのに)

 

そして実弟が借りてきた軽トラに積み込んだゴミがコチラ↓

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長洲町のクリーンセンターまで実弟一人で持って行くつもりでしたが、本家を出て、県道に出た途端に実弟が運転する軽トラから布団が吹っ飛んでいく(゚∀゚)現場を見てしまい。

「心配だから長洲町まで一緒に行くよ」と有明海まで軽トラについていきました。

 

荷物はその後落下することもなく、無事にクリーンセンターに到着。

実弟は「次は2トントラック借りてくる」との事。それが良かろう(;^ω^)

 

今のところ、本家の片付けの進捗状態は全体の30%というところでしょうか(道は遠い)