山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

断末魔を聞く朝

昨日はね!強烈な南風が吹いて気温がぐんぐん上昇し、福岡地方26℃とかだったんですよ!
朝ランに半袖で出かけて、その後も一日中半袖Tシャツ一枚で過ごしましたw
12月の観測史上初の「12月に夏日」を記録したのだそうです。
我が家は南側、海に向かって開けている土地なので、南風が吹き付けると直撃ですよ。おかげで洗濯物はすぐに乾きましたけどね(^_^;)

んで。夕方から雨がちょろっと降って。
一夜明けたら、晩秋っぽい気候に戻ってましたw
「なんだー、昨日だけあんなに異常な暑さだったんだなあ」と思いつつ朝のコーヒーとか飲んでたら。

2軒先の家で飼われているシーズーのパクちゃんがギャンギャン吠えている声が聞こえてきました。
「こんな朝からなんだあ?集金の人でも来たのかしら?」と思ってたら、数十秒後、家のバトンも盛大に吠え始めて。
「ん?なんだ?」と思ってたら、一生懸命に何かに向かって吠えているんですね。

「どうしたのバトン?」と二階のリビングの窓を開けて階下のピロティで吠えているバトンを見ると、なんと、山に向かって吠えているんですよ!
「あ!大変、猟があっているんだ!!」とすぐに分かりました。

猟が始まったら、とにかく家から出ると危険なのでどうしようもできません。
バトンに「危ないよ」と声はかけますが、バトンは山の中から伝わってくる異様な気配に興奮して吠え続けます。
「さーて、どうしたもんかな」と思った次の瞬間、家の隣りにある夏みかん園で発砲音がしてそのまま猟犬が集まってくる気配がしてイノシシの断末魔が聞こえました。

「おお!」と思ってバトンを見たら、恐怖のあまり犬小屋に引きこもってましたw
イノシシの断末魔は数十秒も続いたあとで静かになり、猟は終わったのでした。

ちょうど弐号機がスクーターに乗って駅まで行く時間でしたので、「くれぐれも気をつけてね」と言いつつ見送りましたよ(^_^;)