山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

終わる夏

熊本に住んでいた頃、「こむらさき」のラーメンがワシのソウルフードでした。
黒く焦がしたニンニクチップが浮いた伝統的な豚骨と鶏ガラのミックススープ。ミルクのような白濁したスープが特徴的でしたね。
久留米のとんこつラーメンの影響を受けたと思しき、昭和な_戦後の混乱期を思わせるような(^_^;)お味で。
子供の頃からずーっと変わってない、そんな熊本ラーメンの源流の一つのお店でした。
なんとその「こむらさき」が今日(7月31日)で閉店しちゃうのだそうです。

この「こむらさき」、まさに昭和の味でして。
好き嫌いが別れる味だと思うんですけど…

※今、閉店のニュースを確認しようとぐぐったら、「こむらさき まずい」がサジェストされたんですけどこれは(◎_◎;)
一応確認のために読みに出かけたら、鹿児島の「こむらさき」がマズイって話のようですね…
しかもお味は全然違うそうです。

閉店するって知ってたら、この前、熊本に帰った時に最後に食べにでかけたのになあ(´・ω・`)
最後に食べたのは…熊本城開城400年記念の場内で行われたロックフェスに怒髪天を見に行った帰りに食べた時…だったか。ピロウズとの対バンで熊本のドラムでライブがあった後だったか。

「こむらさき」でラーメン食べながら、怒髪天の素晴らしさを思い出して、「怒髪天はブレイクする」と確信を感じた事を覚えてます。

この夏にもう一つ終わったものに「スイマー」があります。
いわゆる雑貨屋さんなんですけど、安くて可愛いデザインで我が家では親子3人共ここのファンで色々持ってたんですよ。
ワシは20代の頃からここの製品をこちょこちょ買い集めてたので、我が子がふたりともこのブランドのファンになって自分で色々買っているのを知った時は嬉しかったですね。
ノスタルジックでキュートなデザインで、ここのバッグとか可愛い女子が持つのにまことふさわしい!としか言いようがないデザインで大好きでした。

しかし、諸原材料の高騰により、製品が作り続けられなくなったそうで…ブランド30年の歴史に幕を閉じちゃったんですね(オンラインショップは2018年1月まで絶賛稼働中)
「値上げしてでもいいから続けて欲しかった…」とは弐号機ちゃんのご意見。
本当にそうだよね(´・ω・`)