ツイッターでワシがフォローしている福岡市在住のアカウントさんがいらっしゃるのですが。映画好きでゲーム好きな男性。
「シン・ゴジラ」がきっかけでフォローするようになったのですが。
なんとその彼が。
何気なく呟いた「ネタツイート」がテレビでそのまま「事実」として紹介されるという珍事が起きまして。
昨日はとても驚きましたね。
それはある映画監督の発言をボジョレー・ヌーヴォーの解禁日に紹介されるコメントになぞらえてパロディにしたものだったのですが。
まさか情報の出どころを何の確認もせずに、そのネタツイートをそのままテレビで「本当にその監督が発言したもの」として、流しちゃう人が実在するって。
なんかとんでもなく異常事態じゃないですか！？現実は虚構新聞を超えちゃってますかもしかして？？
少なくともワシはとても驚きました。
だって、よく読めば。
「この文体、どっかで読んだ記憶が…？あ。そうか。わははははは」と気づくはずなんですよ。
それを…この出処がはっきりしない、ソースも明かされてないようなものを「事実」としてそのままいきなりテレビに流すって。
「メディアリテラシー」って今じゃ学校でも教えるようですが。
メディア内部の人がコレだったら、とりあえず、マスコミが伝えるものは全部疑った方がいいのかもなあ。
しかも更に驚いたのはこのネタツイートをテレビで紹介するのに呟いた本人になんの許可も確認もとらず、いきなりテレビで公開したって事ですよ。
恐ろしいことをしますよねフジテレビ←
で、数日前に中場利■原作の映画がテレビで放映されたので、録画してたのですが。ソレを見てたら…またなんと言うか…殺伐とした気分になりましたね。
去年？だったか、中場利■氏のツイッターが炎上して。
ソレがきっかけでツイッターを辞められたんですよね。
確かに「炎上やむなし」な事件で。
「あんな作風の小説書いてて中の人は情けないのお…」と思った一件でした。
ソレはソレですっかり忘れていたのですが。
昨日、その映画を見てたら。なんともいたたまれない気持ちになってしまいましたね。
「彼はこんな人間になりたかったんだろうな」と思うと更にいたたまれなくなりましてｗ
本当は実の親からも「コロボックルが巨人を産んだ」みたいに一目置かれてて、めちゃめちゃ喧嘩が強くて。
豪快に周りの人間をなぎ倒して力だけで世界を制圧する伝説の男。
きっとそんな男になりたかったんだろうなあと思うと気持ちがささくれ立ちます。
でもツイッターで明らかになってしまった「中の人」の行動はどれも目を覆うばかりのヒドイ所業の数々で。
娘に対する怖いまでの執着。でも子供の貯金箱から金はくすねて酒は飲むし。
女房にDVしながらシャブやってみたり。
「それじゃ奥さんが用意周到に離婚に踏み切るのはやむなし」としか思えないのですが。
なのに「俺は悪くない被害者だ」という自己憐憫の口調一筋で。
「中の人」の事はデビュー前から知ってたので、なんともそのガッカリ感が大きかったですね。
彼の数々の著作もこの一連の事件で、すっかり輝きが失せた気がします。
一番の営業妨害をしてたのが彼自身であるという恐ろしいお話でした。
