山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「カラスの親指」

はい。阿部寛ファンなので見てみました>「カラスの親指
ところが見終わってみたら、阿部寛の映画というより、能年玲奈ちゃんと村上ショージが主役の映画な気がしてきましたw
いわゆる「詐欺師モノ」の映画なんですが、その詐欺師のことを「カラス」と呼ぶらしいんですね。

映画の中でも色々と仕掛けがされてまして。
とても長い映画なのですが、情報量は普通の映画の三倍くらいあってw
楽しめました( ^ω^)


おはなしはこんな感じ↓

ひょんな事をきっかけに「ナニワ金融道」な悲劇にまっさかさまに転落し、普通の生活からドロップアウトしていったタケ(阿部寛)はケチな詐欺で生計を立てております。
相棒は新米の中年詐欺師テツ(村上ショージ
タケは路上でスリの少女まひろ(能年玲奈)を助けたことから何故かまひろの姉(石原さとみ)とその恋人(小柳友)と同居する事になります。
擬似家族のように楽しく暮らし始めた5人に、かつてのテツが因縁を背負ってしまったやくざものの追手がかかってきます…
この追手を振り切るために5人が計画した事とは


思いもかけない「人情モノ」で(ネタバレ)
一番感動したのは、村上ショージが親指を突き上げて溶鉱炉にゆっくりと沈んでいくシーンでしたかねえ(´ω`)(嘘)

能年玲奈ちゃんの魅力と石原さとみの魅力が火花を散らす☆
そんな映画でしたね。
標準語を喋る村上ショージも趣があってエエですな。
細かい伏線が1つずつ回収されていく気持ちの良さがある映画です。なので長い上映時間もそんなに気にならない。
あ?阿部寛
んー。「顔の高低差に感動」しましたね(そこ!?)