山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「反射してください!」と溝口健二なら言うね

うーむ。先々週ほどひどくはないものの、やっぱりテンポが圧倒的に悪くなりましたな>「カーネーション
あくびを噛み殺しながら「このシーンまだ続くんけ??」と時計を見るとまだドラマが始まって8分しか経ってなかったり(^^;

「88人のボーイフレンド(ただしジジイ)」のシーンとかも…
リアルにあった話かもしれないけど。
この小篠綾子さんという女性…なんか想像以上に生々しい部分のある女性なのかも?(現実では家庭を持つ愛人と20年?同棲し続けていたりとか)と、ちょっとザワッと来る部分ですね。

でもね!!
ワシの好きな江波杏子さまが出演なさっているので、コレを心の頼りに見ますわー(・∀・)
ちりとてちん」のおばあちゃん役でも素晴らしかったもんなあ。
今日もせっかくの病室でのいい再会のシーンなのに、夏木の演技でぶち壊し…(ーー;;
でも、江波杏子はツンケンして気位が高い奈津を演じながらも、面白がっているようなちょっときになる目付きで糸子を見返すシーンとがあってすごく良かったです。

夏木糸子もこの江波杏子さまの演技に反射してくれればいいのに<無理な注文でしょうか?

演技なんて、一人芝居でもナイない限り、役者と役者が演技をぶつけあって。
火花をチラシ、お互いを照らし合い、反射しあってマジックが生まれるものだというのに。
(でも夏木マリって一人芝居をライフワークにしているんでしたっけ??)
夏木マリの「自分だけ見せればいい」みたいな棒演技がどーにもこーにも…(ーー;演出家、夏木マリを止めろよ。
溝口健二だったら60回撮り直しの刑に処せられそうですw

でもま。どっかの世界から。
小篠綾子は是非、夏木マリで」という意向が発せられたんでしょうねえ。
ところが、オノマチ、江波杏子という非常に達者な人たちと見比べるとどうにもこうにも…コレは…
夏木マリ公開処刑という意味合いもあるドラマに思えてきました。
せっかく今まで長い芸能生活のキャリアで積み上げてきたものを根底から覆すような…夏木マリ、貧乏くじを引いちゃいましたね…

情熱大陸」に漫画家の浅野いにおが出てて驚愕。
こんなにすごいイケメンだったなんてー!?

翌朝夫に言うと、「そんなにイケメンだったっけ??」との事(ーー;
録画してたので、初号機に見せたら、
「うわー、浅野いにお、すげーーイケメン!!」
と驚愕しておりましたw

普通に野心もあって。向上心や鬱屈もありそうなのに、ちゃんと努力して創作を続けているって。
なんか、すげーカッコイイんですけど…

ワシの想像では浅野いにおって漫画「モテキ」に出てくる漫画家の「オム先生」を若くした感じかなと思ってたのでw
なんかもう、いちいちが素敵すぎて。

彼がナニカ言うたびに、「ただし、イケメンに限る」と注釈を入れつつ見てましたw

実はその後にあった、カンニング竹山が相方に死なれた前後のことを語っている番組も凄く良かったんですけどね。
死が近いのに。色々思うこともあるのに。
男同士、二人っきりになっても何も言わないんですよね。
「何も言わなくてもお前の気持ちはわかるぜ」っていう関係。
不器用な日本人の男の姿に、思わず、鬼の目にも涙(´д⊂)