山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

子供の教育について考える

担任とはやたら話が合うのに、クラスメイトとはあまり馴染めなかった長女子の高校生活も昨日でやっと終わり__な、ワケがないw
卒業式は終わったのに、まだ弁当持って制服姿で補修に通ってますよ(ーー;
なんだかマヌケですね。
昨日、あれほど別れを惜しんだのに。
一夜明けたら再び粛々と電車に乗って高校に通っているんですもの。

確かに私立文系コースのクラスメイトとは昨日でお別れ(多分、もう会う事はない)だったんですが。
国公立組は合否発表がまだなので、残り7名元気に卒業式後も高校に通っておりますよ。
ワシは自分の卒業式では一度も泣いたことが無い人間(冷血だからw)なのですが、昨日の長女子のクラスの最後のHRでは泣けましたね。
「みんな、良い子だなあ」(勿論、我が子も含めて)と。

多分、この高校に来ることがなければ、ウチの長女子@勉強ギライもこんなに勉強することは無かったんでしょうね。
「一生に一度くらいは修行僧みたいな生活を送るのも良かろう」
と鬼のような母は彼女をこの高校に送り込んだのですが。
…恨まれてはなかろうな…(ーー;ソコだけがチョト心配…

いや、しかし。
この高校に来ることがなければ、彼女はこんなに勉強が理解出来ることは無かったでしょうから。
公立高校に通っていたら、普通に楽しい高校生活を送って。勉強を自発的にやるとは、彼女のキャラクターからして想像出来ません(ちなみに次女子はこのあたり、非常にしっかりしてて。言わなくても勉強は自発的にガシガシやってくれる<だからと言って、長女子に「勉強しろ」とは殆んど言ったことないんですけど<言ったところでやらないから)

「数学は完璧にわかるようなった」コレだけがこの三年間の救いです。
その為に高校三年間の楽しい時間をワシが奪って良かったのか?と訊かれるとその点は困りますね。

ワシは純粋によかれと思ってやったんですよ。
世はゆとりの時代。
でも、子供の教育に関してはゆとりなんてとんでもない!若いうちにはやるべき事が沢山ある。
一生かけても辿り着けないものがあるという事を知って欲しい。
世の中には知の殿堂とでも言うべき人類の貴重な収蔵庫がある。
それの入り口だけにでも触れて欲しい…と。

でもコミケに行ったり、ライヴに行ったり。
そこそこ好きなことはやってましたけどね!w