山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

PPGTYの効用

朝日放送開局50周年記念で「タモリ倶楽部」28年間の歴史を振り返っていた。
放送第一回から見ているワシ(当時大学生!)はかなり楽しみにしていた番組だったのに。

なんだー、こんな内容か?(´・ω・`)

割と最近のモノ(特に鉄道系)が中心の「振り返り番組」にしかなってなかったので、なんだか残念な出来。
「もしかしたら永久保存版かも?」とwktkして見ていたのに。
エレカシ宮本と古地図片手に歩く回とか面白かったのに」と思いつつ、「ま、こんなもんか」と諦めて布団に入り、目をつぶった。

夢を見た。

夢にピロウズが出てきて「Melody」を演奏していた。
「ああ、そうそう、こんな歌!」と夢の中で新曲はしっかりと再生されていた。
いつも覚醒しているときは、「どんなメロディだったっけ?」と思うくせに、夢の中ではイントロから全部、歌詞もフルコーラスでちゃんと鳴っていた。

「起きているときの記憶はオボロなくせに、なんで夢の中ではちゃんと完璧なんだろうなあ」
と「コレは夢だな」と自覚しているワシが、ニタニタ笑いながら演奏を聴いているというシチュエーションだった。

夢から覚めてもしばらく、音は鳴り続けていた。

こんな夢を見た理由ははっきりしている。
夕飯を作る前に、「どれ、元気を出そうか」とコタツに入ってノートパソにDVDを入れて、一人で見始めたら(PPGTY)。
娘二人が寄ってきて、両脇からぎゅうぎゅうに押しながら(ウチのコタツは一辺が60cm)無理矢理DVDを一緒に見ようとする。

そのままの姿勢で2曲目まで見ていたら、夫が二階に上がってきて、
「なんでそんな状態で見ているの?大きい画面で見なよ」
と言う。
「なんだ、君も見たいのか」
とDVDをちゃんとDVDプレイヤーに入れて大画面で見始める。

「大画面、やっぱり良いね!」と長女。
「今、身体が冷え切っていたのに、一曲目で指先まで温かくなったよw」と笑う。
冷え性にも効くらしいやこのDVD。

結局そのまま、またしても家族四人でDVDを最後まで見てしまった。
アンコール一回目、「GOOD DREAMS」を見ながら夫が、
さわおはもっと自分の作詞能力に自覚を持った方が良いよ」と言う。

ワシも最初にショックを受けたのは歌詞に。だったものなー。
でもさわお本人は、「歌詞だけを評価されたくない」と歌詞のことを言われると機嫌が悪くなるので面倒くさい。