山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

この違和感の理由

少し違っていたようです。<思いっきり昨日の続きw

ワシが思うに、ピロウズと違ってプレデターズというものは、「ロックスターの仮面を被ったさわおが大暴れするバンド」として捕らえていたのですがね。
どうもこの今回のPVを見る限り、なんだかその考えは違っていたようです。

曲調も、ピロウズとは少々違いますが、その違いが本当に微々たるもので。
「ま、ピロウズでもこんな感じの楽曲はあるけど、アレンジはもっと気が利いているよ」と言いたくなるような出来です。
これは何を意味するのでしょう?

プレデターズのフロントマン=さわお」というペルソナが巧く活用出来てない気がするのです。
さわおさわおなんだから、そんな器用にあれこれ人格を使い分けられないよ!」というご意見もおありでしょうが、まだ、プレデターズの1stではその部分が巧く活用出来ていたと思うんですよ。

「お?ピロウズとは違うな?」って感じ<すごく頭が悪い表現w

ピロウズの持つグルーヴとはまた違う、四方八方に向けてはっちゃけているようなそんな印象があったのですがね>プレデターズ1st
その印象がなんだか今回は薄い気がします。

PV解禁曲を一曲聴いて、この感想って。我ながら凄い決めつけですが、でも。
コレがPVで解禁曲って事は、コレが2枚目の代表曲&名刺代わりって事でしょ?
となると、やっぱり。
「こんなんじゃピロウズとの差異は微々たるモノだぜ」という印象が拭えません。

これではまるで、「この曲にシンちゃんのドラムが聞こえてこない。真鍋代表のギターソロが絡まないのがなんとも不自然な気分」がして来てフラストレイションが溜まります。
聴き手にこんな感想を抱かせるのって、それはバンドとしてどうよ?成り立っているのかい?

これは思うに、プレデターズがバンドとしての態を成してないって事だとワシは妄想します。
つまり、コンセプトだけがあって(「なんだか一丁、カッコいい事やってやろうぜ」みたいな?)この三人が顔を合わせてセッションする機会なんて、実はこの数年間殆どなかったのではないでしょうか?(スケジュール的にも無理)

つまり「セッションしないバンドは肉体を持ってない事と同じ」なんですよ。
おそらく録音もバラバラだったのではないかしら?
ぶつかり合って生まれるもの。それがバンドサウンドです。
残念ながらこの新曲にはぶつかり合った形跡が見られません。